美人課長・誘惑残業中

午後五時半からの江梨子

著者: 町村月

本販売日:2004/08/23

電子版配信日:2007/08/01

本定価:597円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1298-9

「こんなに硬くしてどういうつもり?」

妖しく微笑みながらストッキングの太腿を見せつけ、

脈打つ若茎をからかうように弄ぶ美人課長・江梨子。

甘く蕩ける美乳にしごかれ高まりゆく特別残業。

フェラチオ中の糸引く唇からこぼれる魔惑の囁き。

「まだイッちゃ駄目。ご褒美の時間はこれからよ」

登場人物

えりこ(36歳)課長

のぞみ(23歳)看護婦

本編の一部を立読み

「また、イキたくなったの?」

大きなストロークで肉棒をこすりながら、江梨子は耳もとに囁きかけるように言った。史彦は首を縦に振り、うなずいた。

このところ仕事では結果を残しているし、もっとご褒美をもらってもいいはずだ。しかし、江梨子に絶頂まで導いてもらうためには、なんらかの代償を払わなければならない。今度はどんなことを要求されるのかかすかに不安に思ったが、それ以上に射精に対する欲求のほうが勝っていた。

「お……お願いします、課長。イ……イカせてください……なんでもしますから」

史彦は懇願の口調になって言うと、官能に潤んだ瞳を江梨子に向けた。女課長は妖艶に細めた目で史彦を見つめながら、肉棒に巧妙な愛撫を繰りかえしている。

「じゃあ、黙って立っていなさい」

そう言って江梨子は、史彦の前にしゃがみこんだ。

眼前から江梨子の顔が消え、史彦は一瞬、戸惑った。黙って立っていろというのは、なにもしてくれないということなのだろうか。そう思った次の一瞬、燃えさかるように屹立した肉棒を、とてつもない快感が包みこんだ。

「はあぁぁっ!」

史彦は自分が商業ビルのトイレにいるのだということも忘れ、大きな官能の声をもらしていた。

肉棒の先端を熱くて、ぬるぬるとした快感が包みこんでいる。下半身に視線を落とすと、江梨子が唇を開き、亀頭を咥えこんでくれていた。

憧れの美人課長が、肉棒を咥えてくれている。信じられない光景に、史彦は両目を見開いた。

江梨子はちらりと史彦を見あげ、艶っぽく両目を細めた。史彦が求めたわけでもないのに、江梨子はフェラチオしてくれている。史彦は惚けたような表情で、呆然と美人課長を見つめた。

江梨子は肉棒に視線を移すと、右手で竿をしごきながら、亀頭に舌をからめてくる。江梨子の舌は温かく、すごくぬるぬるとしていて、まったりと亀頭を包みこむ。

「あっ! あうぅっ」

背筋を快感の電流が這いあがってくる。史彦は首をのけ反らせ、官能の呻きをもらした。竿と亀頭に二つの違った快感が伝わり、大きなうねりのような快感になっている。亀頭に伝わる温かい舌の感触も、竿をしごいてくれる繊細な指の感触も、両方とも最高だった。

「どう? 気持ちいい?」

江梨子は一度、亀頭から唇を離し、ピンク色の舌で雁をちろちろと舐めながら言った。敏感な雁の部分に美人課長の舌が這うと、身悶えしてしまいそうなほど気持ちいい。

「ああっ! さ、最高です! くうっ……死にそうなくらい気持ちいいです」

史彦は身悶え、陶酔のうめき声をもらしながら言った。ふたたび股間に視線を落とし、美人課長の口もとを見る。ふっくらとした唇からピンク色の舌がのぞき、その先端が亀頭の雁をくすぐっている。江梨子の舌は唾液に輝き、宝石のように美しかった。

あまりの快感に、下半身が液体になってしまった感じだ。史彦は亀頭に伝わってくる江梨子の舌先の感触に酔いしれ、肉棒に伝わってくる指先の刺激に官能の呻きをもらした。

肉棒の内側が焦げたようになってくる。今にも絶頂に達してしまいそうだ。

「か……課長、イキそうです。課長の口で……イッてもいいですか?」

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