あこがれ狂おしく燃え 禁姉【タブー】

著者: 廣瀬森

本販売日:2010/10/23

電子版配信日:2011/10/28

本定価:785円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-1749-6

シチュエーション

弟の眼前で露わになる上品な丸みを帯びた生乳房。

夢にまで見た魅惑の膨らみに洋介は顔を埋めてゆく。

12年間憧れつづけた姉への思いが爆発した夜。

瑞々しい双乳、張りつめた臀部、淫蜜したたる秘所。

ずっと好きだったから、今夜は僕だけのものに。

燃え上がる愛欲に溺れた美姉弟――禁愛の行方。



<もくじ>

プロローグ

第一章 同居生活 美姉の匂いがする部屋

第二章 あやまち 淫ら下着に導かれ

第三章 蜜戯の代償 罪深き白い指

第四章 禁忌の足音 あこがれが現実に

第五章 淫夢の続き 忘れられなかった快楽

第六章 麻薬の接吻 僕が知らない姉の姿

第七章 最後の夜に 禁断姉弟・美しく燃え

登場人物

りこ(27歳)姉

ゆきえ(37歳)女医

まこと 女子学生

本編の一部を立読み

(ついに、お姉ちゃんと……)

理子の中に洋介の勃起が半分近く飲み込まれた。温かに濡れたそこは、洋介にとって新世界だった。全方向から柔らかく包まれ、すぐにでも射精してしまいそうだった。

「すごい……これなの? これがお姉ちゃんのなかなの?」

理子も恍惚状態だった。

「ああ……これが洋介なんだよね? そうなんだよね……」

半分だけ結合した状態で、姉弟は互いの性器の感触を確かめていた。

「こんな夢みたいなこと、信じられないや……お姉ちゃん、本当にいいんだよね?」

「私が後悔する前に、全部入れて……私に何も考えさせないで……それ、全部入れて、手遅れにして」

「ありがとう、お姉ちゃん……全部、入るよ」

洋介は腰を進めていく。潤滑油が十分であるにも拘わらず、そこには大きな抵抗があり、すぐには進めなかった。

「きっつい……どんどん狭くなってく。行き止まりみたいだ」

「大丈夫。大丈夫だから」

「強く進んでいいの?」

「きつければ、あなたが道を作るのよ」

洋介がぐいと腰に力を入れると、密壁がむりむりっと押し広げられ、若茎が根元まで収まった。

「ああ、お姉ちゃんに全部入っちゃった。すごい、入った」

「うん、全部入ったね」

密壁のうねりが勃起を包み込むと、洋介は何もしなくても、そこへ若茎を収めているだけで射精が近くなっていくのを感じた。

「手遅れになったよ。僕たち最後までしたんだ。もうこの事実は消えないよ」

「私はいいの。一生背負っていくから」

姉の澄んだ瞳を見ていると、告白したくなった。

「僕、初めてなんだ」

理子は、小さく数回頷いてから言った。

「やっぱり、そうだったんだ……いいの? こんな形で、相手が私なんかで」

「これしか考えられなかった。初めてはお姉ちゃんじゃないと嫌だったんだ」

姉の瞳が潤んでくる。

「洋介はまだ、誰のものにもなってなかったのね……私に、初めてをとっておいてくれたんだね……お姉ちゃんにとって、最高のクリスマスプレゼントだよ……」

二人は唇を重ね、舌を絡め合った。接吻から生じる快感と、下半身に抱えている快感が繋がり、全身を熱くする。洋介はまだ腰を動かしていなかったが、今にも射精しそうだった。

「いいっ、もうっ、きもちよすぎて……ううっ、もう喋れない」

「喋らなくていいよ。お姉ちゃんのなかで動いて」

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