寝取られ勇者をＴＳ少女が救う話　ヒロインに異世界転生したら激しい初夜を迎えました。

「～～～～～～～～～～～～～～～～っ！？」
　肉と肉、男の性器と女の性器、肉棒と膣を激しく擦りつける感触でオレは軽い絶頂を迎えた。
「はぁーっ……はぁーっ……！」
　愛撫とクンニ、セックスで身体は完全に出来上がっていた。
　心臓は大きく鼓動し、全身を包む絶頂の痺れでビクビクと痙攣している。
　しかし、当然ながらこの程度の快楽で止まるほど、生やさしいセックスじゃない。
　軽かろうが重かろうが絶頂中であろうと膣壁や子宮をゴリゴリと削り擦り、敏感な性感帯により大きな快楽を与えてくる。
　自分からもっと激しくしてください、とおねだりしたんだ。
　仮に『もうイキたくないよう！』とか日和ったことを言ったとしても止まらない。
「はへっ……はひっ……！」
　とはいえ、幸いなことに今のオレ……フィーリアという少女はそんなことを考えてなどいなかった。
　激しい快楽から湧き出る涙、全身から噴き出る大粒の汗、膣と子宮から溢れ出る愛液、深く重い絶頂の時に噴き出る潮。
　それらの体液という体液を淫らに垂れ流しても気絶などしていない。
「んっ……んじゅるっ……」
　オレを絶頂させた挙句、舌で口内を貪る男……勇者トラストの化け物染みた絶倫についていけていた。
　誇張表現を抜きにしてトラストの精力は人間離れしている。
　まあ勇者だし、これまで三人の女と同時に交わっても大丈夫だった男だ。
　経験の浅いオレを抱いた程度で尽き果てることはない。
　こんな並み外れた精力を持つ男に付き合っていられるのは、オレことフィーリアという少女がトラストのために作られたトラスト専用の女だからだろう。
　それは昨夜、破瓜と同時に絶頂させられた時点で充分に理解していた。
「あっ……あぐっ……んんぅっ…！」
　膣口に刺さり、子宮をごちゅごちゅと潰し擦ってくるトラストの肉棒は普通の男のソレよりも遥かに大きい、いわゆる巨根という奴だ。
　前世が男だったオレだからこそよくわかる。