息子と担任教師
本販売日:2005/10/23
電子版配信日:2007/09/28
本定価:597円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1388-7
家庭訪問の白昼、担任教師の激しい愛撫の前に、
母が女になる瞬間を目撃してしまった少年。
孤閨を通すには、園子は若く美しすぎ、
母というにはその肉体は艶めかしく淫らすぎた。
僕だってママのなかに入りたい。ママが欲しいよ!……
若未亡人母――蒼い勃起には甘すぎる禁断の存在。
そのこ 実母
きみか(23歳)女教師
本編の一部を立読み
「いやです。あの子のこと、今は言わないでください」
息子のことを言われると、不思議なほど感情が揺らぎ、涙が溢れた。
(司……。ごめんね。……本当に、ごめんなさい)
息子の涼しげな表情が、まだいたいけなさの残る眼差しが、園子の脳裏に浮きあがる。まるで女の子のような繊細なうなじや顎の線。十五にもなって、まだ髭もほとんど見受けられない柔らかそうな頬。それでいてくっきりと突きでた喉仏は、もう立派な成人男性のそれだ。
母親の目から見ても、司にはまだなんにも染まっていない初々しさが漂っている。それに較べて、こうしている自分のはしたなさ、淫らさはどうだろうと思うと、園子は勝手に頬が熱くなってくる。
恥ずかしく、つらかった。けれど小島は残酷にも、さらに言葉を連ねる。
「どうしていやなのかな。僕なんか、教え子の美人の母親にしゃぶらせているかと思うだけで、もう。……すごい……ねっ……ほら」
こんな彼の言葉に、園子はついてはいけない異性の貪欲さを感じる。
「そんな、いやです。恥ずかしいことを言わないで」
急にこうしていることがつらくなった。司の姿を思いだすと、いたたまれない。
しかし小島は園子の顎先を掴んで上を向かせると、再び怒張の先で唇をこじ開けてくる。今度は生半可なやり方ではなかった。唇をひろげるや、たっぷりと容積のあるそれを根元まで突き入れてきた。
「ウーンッ」
衝撃に、園子の両肩は跳ねあがった。背が海老のように丸まってしまう。そのままうずくまってしまいそうになるが、でもそれを小島は許してくれない。
「ねぇ、奥さん、さっきより、また大きくなってるのわかるでしょう?」
確かに、口のなかいっぱいに入れられているそれは大きさを増していた。長さもたっぷりとある。園子は角材でも呑みこんでいるのではという圧迫感にたじろいだ。そしてすぐに、そんな想像をする自分を恥ずかしく思う。
小島は腰をえげつないほどの激しさで揺らしはじめ、ぐいぐい押しこんできたり、上唇が捲れかえるほど強く擦りつけたりした。
「アウッ……ムムッ、ウッ」
唇が歪み、口をこじ開けられる。顎が軋むようだ。
「ねぇ、僕、学校の先生してるのに、教え子のお母さん、こんなにしちゃってるよ。いけない先生だよね。ねぇ、司くんのお母さん、そう思いませんか? こんなに……ただしゃぶらせてるんじゃなくて、こんな乱暴にして」
少々芝居がかった台詞を、妙に甘えた調子で口にしながら、園子の両頬を挟み持ち、小島はいよいよ激しいリズムで股間を打ちこんでくる。
「ォウッ。ウッ、ウッ……ォンン」
園子の頭は彼の律動に合わせ、深い角度で前後に激しく揺れはじめた。亀頭に塞がれた喉奥から、啜り泣きのような呻き声がもれてしまう。整えた髪もすっかり崩れて乱れ舞い、毛先が目もとをかすめていく。