本販売日:2012/03/23
電子版配信日:2012/11/22
本定価:734円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-1851-6
僕の新しい住居は広めの4LDKに三人の美女つき!?
小悪魔な未亡人、スタイル抜群の看護婦、優しすぎる女教師。
女薫渦巻く共同生活は、日替わりの刺激に満ちていた!
朝の廊下、掃除中の浴室、全員揃ったリビング……
時と場所を選ばぬ誘惑に昂ぶる理性は崩壊寸前!?
優しく過激に惑わせる、彼女たちは最高のルームメイト!
プロローグ
Ⅰ 早朝はスリルに満ちて~未亡人が仕掛けた淫罠
1 トラブル勃発!? 2 記念撮影
3 二人だけの空間で
Ⅱ 浴室は初蜜に濡れて~年上ナースの「告白」
1 微熱な関係 2 快感診療
3 バレッタを外して
Ⅲ 女の園のパジャマパーティー~女教師の秘密
1 会計報告 2 薄暗がりで
3 困惑の指奉仕 4 禁忌を超えて
Ⅳ 禁断すぎるルームメイトたち~淫宴開演
1 押しかけ未亡人 2 主のいない部屋
3 究極の選択 4 最高の同居人
エピローグ
ゆきこ(26歳)女教師
エリカ(27歳)看護婦
やよい(32歳)未亡人
本編の一部を立読み
(うう、弥生さんのくちマ×コ。良すぎてたまらないかも……)
手とも女性器とも全く違う、独特の嵌め心地だった。晴人は夢心地で弥生の喉を堪能した。きゅっと絞られるたびに、陰嚢の裏が熱くなる。心地よさを伝えようと、晴人は弥生の頭を撫でた。
「ぐっ……ぐぷっ……」
弥生が喉を鳴らして、ふっと目を細めた。晴人を咥え込んだまま、ねっとりと舌腹を蠢かせる。粘膜愛撫に太棹が充血を増した。狭い口腔が更に狭まる。
余裕のなさが、舌の動きをダイレクトに感じさせる。裏筋がきゅんと引き攣れた。
「弥生さん、待って」
焼け付くような放精の予感が陰嚢の裏でくすぶっていた。
(こんなことされたら、我慢できなくなるッ)
姉の前で弥生の口に出すことは躊躇われた。が、一週間以上抜いていない。溜まっている状態でどこまで我慢がきくか、わからなかった。弥生の口を外そうと、晴人は腰を揺すりたてた。
弥生が瞳だけを持ち上げて「なにか?」と問いかけてくる。
「も、もう出そうだから。口を外して」
晴人の言葉に、弥生が「わかった」という風に目を細め、笑みを浮かべた。安堵して力を抜いたとたんに、弥生が一気に深咥えをして喉を突く。
(弥生さん意地悪だ)
焦る晴人をよそに、弥生の奉仕が前にもまして熱を帯びた。唾液の音を響かせながら、頭を振り立て、根本から先端までを出し入れする。
弥生の口元から、じゅぶじゅぶと淫猥な音が漏れ聞こえた。泡立つ唾液が棹肌を伝ってしとどに流れる。陰毛をべっとり濡らして溜まりを作った。
「ダメだって、弥生さんッ」
弥生はいやいやをしながら、舌先を尖らせてカリ首の裏をねぶり回した。指を輪にして根本を絞り上げ、陰嚢をこね回す。──追い込む気満々の仕事ぶりだった。
晴人は激しく揺れる弥生の頭と、トイレのドアとを交互に眺めた。
(これ以上はまずいって! 扉のすぐ向こうには、姉さんだっているのに)
口内で締め上げられるたびに、肉の悦びが脳天まで奔る。息苦しいほどの快美だった。根本までぴっちりと包み込んだ深咥えの粘膜刺激が、陰嚢への電気信号となり、腰全体を痺れさせた。
既に我慢の限界を超えている。息は荒く、目の前が暗くなった。現実感が薄れ、頭の芯にピンク色の霞がかかった。晴人は苦しげに口を開いた。
「や、やよい、さ……」
玉裏のしこり、ペニスの膨らみでわかっていたのだろう「このままちょうだい」と請うように、弥生が瞳で合図する。喉奥を窄めて一気に放精を促した。
「うく……もう、出そう」
心得たという風に、弥生は飲み込みやすい形に頭を回した。その頭に晴人が手をやる。震える指で細い髪を撫でた。ひたひたと、快感の波が押し寄せてくる。
弥生が吸い付きを強め、剛棒に舌を絡ませた。うねるような舌使いに煽られて、晴人の腰が何度もヒクつく。
(来るっ)
晴人は甘い恍惚に身を任せた。耐えていた力が腿から抜ける。何もかもが頭から消えていく。──姉のことさえも。
「も、もう……出すよ」
ペニスが膨張し、陰嚢が固く持ち上がる。鼠蹊部がムズついて、細かに痙攣を起こした。晴人は大きく息を吐いた。大きな波が、幾重にも押し寄せてくる。