女医・恥辱の診察室

著者: 熊谷禄朗

本販売日:1988/01/23

電子版配信日:2012/05/11

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0169-3

シチュエーション

冷たい診察台の上で大股を開かされ

悪辣な男の剛直がねじ込まれていく。

しかも、家族が見守るその目の前で!

美望と知性で誉れ高い女医・涼子にとって

26年の人生で最も辛く恥ずかしい瞬間が、

そして悲しい未来が始まろうとしていた。

登場人物

りょうこ(26歳)女医

めぐみ(20歳)女子大生

本編の一部を立読み

めぐみの上にのしかかっている男の腰は、さらに強く激しく動いていた。すでに、最後のスパートに入っている。

めぐみは、町中の人間に無様な姿をさらしている自分を想像した。それがどうしても自分自身の姿だとは思えなかった。

やがて、絶え間のない男の抽送から、呼吸困難になり、何もかもが白くぼんやりと見えて、正常な思考さえあやしくなってきた。そして自分が犯されていることさえ忘れそうになった時、射精がはじまった。

懐かしいような温かみがめぐみの身体の底から這い昇ってきた。

厚い雲が吹き払われて、めぐみの頭の中に青い空がひろがっていった。しかし、同時にその寥々とした青の中に吸いこまれていくような気がして、いけない、いけない、こんなことを感じてはいけない・・と自らに言いきかせていた。

やがて射精が終わった。あとに残されたのは、辱しめられて哀れに裸をさらしている自分の姿だった。

「終わったのか」

「ああ、終わった」

男は萎えた一物をぬるりとめぐみの中から引き抜いて、立ちあがった。

すぐにめぐみは身体を反転させて、いま犯されたところを陽の光から隠した。

リーダーがめぐみの腹を抱えて腰を高く持ちあげた。めぐみの尻が上を向いて、女の秘部がすっかり露呈された。肛門からスリットが股倉の陰毛の茂みにのびやかな流線を描いて通っていた。リーダーの指が赤いスリットに当てられた。そしてそのまま、男の指は二枚の貝の形をした肉唇を冒しつつ、めぐみの胎内に入ってきた。

めぐみは脚をばたつかせた。しかし、哀しいほどその動きはめぐみの局部に影響を及ぼさなかった。

リーダーがズボンをおろし、一物をスリットに押しつけてきた。熱い、無骨な感触が下半身に伝わった。

リーダーのこわばりが肉洞を貫いてきた。めぐみの中にまだ残っていたさっきのレイプの余韻が、すぐに増幅されて燃えあがった。挿入された時から、もうめぐみの身体がしっかりとした快感を受けとめた。それは数回の迪送だけで、めぐみの体内にみなぎった。

「ああ・・ああああ」

めぐみの口から自然と声がもれた。

四つん這いで地面に膝をつけていると擦れて痛いので、自然とめぐみは短距離走の選手が規定の位置から腰をあげたような姿勢で交接していた。恥ずかしい格好だが、男の動きに応じるには一番楽な体位ではあった。

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