未亡人叔母と独身叔母と僕

著者: 久野一成

本販売日:2007/11/23

電子版配信日:2009/10/23

本定価:734円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-1537-9

「こんなに硬いオチン×ンを触るの、久しぶり……」

目もとを朱に染めて肉茎を握る36歳の未亡人叔母。

「優哉を男にするのは私……前から決めていたわ」

セミヌードをさらして少年に迫る27歳の若叔母。

交通事故で両親を失った高校生の甥をめぐって、

妬み、哀しみながら女体をさらす二匹の美獣……

登場人物

かなこ(36歳)叔母・伯母

あんな(27歳)叔母・伯母

本編の一部を立読み

「ふふ、優哉の暴れん坊もとっても元気ね」

杏奈の手が、肉茎をいじってくる。鈴口を人差し指で刺激しながら、中指と親指はカリ首をいじり回す。先走りのつゆがどんどん溢れてきていて、指の愛撫をより滑らかなものにしていた。密かに、にちゃにちゃ、と音がする。

「ほら、おっぱいにもっとひっついてもいいのよ」

右手で肉竿をしごきながら、左手が優哉の頭へ回った。

ゆっくり抱き寄せられ、優哉の顔面が乳房に沈む。甘くしとやかな素肌の匂いに、安らぎを覚えながら、優哉は自然な動きで乳首を口に含む。まさに、赤子が母に甘えるような姿だった。

「んっ、いいわ……。ちゅぷちゅぷ舐めて。あなたはわたしの可愛い赤ちゃんなの」

優哉は目頭を熱くさせ、必死に乳首を吸った。

唇に挟まれた乳首が、玉状のボタンのようにぷっくり勃起している。左の乳首をしばらく吸い、今度は右の乳首を、そしてまた左、右と、交互に若叔母の突起を味わった。唾液に濡れた薄赤い乳首はその朱色を煌かせていた。

「はぁん……。可愛いわね、優哉。赤ちゃんみたい。あうっ……、ぼ、母乳が出たらもっといいんだけど……。そうしたら、優哉にお乳を飲ませてあげるのに」

乳首への舌刺激に、杏奈はびく、びくん、と背筋を震わせた。

(杏奈叔母さん、乳首が感じやすいのかな?)

もっと気持ちよくさせたい一心で、乳首を甘噛みし、ちゅうちゅうと吸った。

「あぁ……いけない子ね。叔母さん、どうにかなっちゃいそうよ」

息を乱しながらも、杏奈の右手は止まらない。力を入れすぎず、速すぎない動きで、甥の牡幹を包んでしごき続けられると、次第に肉幹が焦げたようになってくる。

まだ愉しみたい、いや、早く射精して楽になりたい。相反する思いに苛まれて、少年は眉をしかめ、苦しそうに顔を歪めた。

「ふふ。優哉、どうしたの? すごく切なそうな顔をして」

「だって、杏奈叔母さんの指が気持ちいいんだもの……」

しがみつくように杏奈の背中に腕を回し、胸乳の谷間に顔を埋めた。むわ、と香る汗臭に、ボディソープの微香が入り混じって、鼻腔を甘く満たす。

「そろそろイキたい? 優哉、今日がんばったものね」

若叔母に訊かれ、優哉はうなずいた。そう、今日は本当に我慢の連続だった。寸止めを二回もされて、袋のなかで精液はパンパンに溜まっている。

「じゃあいくわよ、叔母さんの目の前でいっぱい出すのよ」

杏奈は、肉幹を五本の指で包み、やや力を込めて摩擦しはじめた。

「お、叔母さんっ!……」

顔を真っ赤にして少年は叫んだ。

「ほぉら。どう? おちん×ん感じちゃう? 白いのいっぱい出しちゃう?」

耳もとで若叔母にいやらしく囁かれる。今までとは段違いの勢いでしごかれ、優哉はあっという間に限界に達した。丸一日、堪えていた欲望が解放される寸前まで高まった。

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