蜘蛛と紅薔薇 美界無惨

著者: 綺羅光

本販売日:2023/03/23

電子版配信日:2023/04/07

本定価:927円(税込)

電子版定価:990円(税込)

ISBN:978-4-8296-4646-5

シチュエーション

若い頃、悪い遊びを覚え、奔放な性生活を送った紅里。
今は親の会社で専務として充実した日々を送るが、
彼女の過去を知った部下たちは上司の媚肉を狙う。
緊縛SM調教、二穴串刺し、ついにはオフィスでも……
眠っていた被虐願望を暴かれ、淫に溺れる27歳。
蜘蛛の巣に囚われた美蝶は、堕ちてもなお美しい!



●もくじ



第一章 美しき女専務が隠していた若き日の過ち

第二章 海水浴場に仕掛けられた蜘蛛の罠

第三章 ラブホテルの緊縛SMプレイ

第四章 三穴に注がれる鬼畜たちのザーメン

第五章 白昼のオフィスで命じられる濃厚フェラ

第六章 反抗心を挫く蜘蛛の魔力

第七章 出所祝いに供出された肉体

第八章 肉接待に駆り出される百合の虜囚

第九章 おぞましき呪縛からの逃避行

第十章 腿を這う刺青と無間地獄

第十一章 紅薔薇の魔性に狂わされる男たち

登場人物

紅里(27歳)その他

美那子 社長

本編の一部を立読み

「おい勘弁しろよ。処女でもあるまいし」
「うムム……」
「入ってく。そうら。入ってく。ウヘヘ」
 ぴっちり引き締まった膣肉の感触に、ターボは有頂天である。新鮮な粒立ちがたまらない。人目を引く派手な外見の割に、紅里の蜜部はあまり使い込まれていない感じがした。
「マ×コがゴキゲンだから、蜘蛛たちも悦んでるぜ、紅里専務」
 着々と粘膜の結合を深めながらターボが言うと、紅里はざくんと髪をひるがえらせ、敏感に反応した。
 とっくに逃げ切ったと思っていた過去から、いきなり使者があらわれ、おぞましい淫界へたちどころに引き戻されたのだ。そのショックはすさまじいものだろう。しかも香坂たちの眼前で、ターボのような変質者の言いなりにされる姿までさらけ出したのだから。
 一方で、蜜襞をかきまわされながら、痛みや不快感は次第に薄れ、代わって暗色の高揚がじわじわ全身に広がる。それは忘れかけていた禁断の感覚で、灼かれたら最後、病みつきになるものだった。
 木にしがみつき、沢島紅里は、濃い睫毛をきつく閉じ、やるせない吐息を洩らした。
 そんなふうに哀しみと戸惑いをにじませた紅里を、背後からターボは細い目を光らせ、ゾクゾクする思いで観察している。もう悲鳴を上げる恐れはなくなったと判断し、口をふさぐ手は外していた。
 ここまで来れば、もはやターボの思いのままである。背中に垂れかかる豊かな髪をかきわけると、舌なめずりして、今度はトップスのベルトのホックを外しにかかる。
 紅里が気づいて「駄目っ」と声を上げた。
「おまえの乳が揉みてえんだよ。俺の蜘蛛がそう言ってる」
「もうやめて……。ターボさん。あああ」
 ローズピンクのトップスは、はらりと緊張を解かれ、肩先からすべり落ちてゆく。
 野外で全裸にされる心細さと恥ずかしさに、紅里は激しくあえいだ。
 すらりとして上背のあるスレンダーな肢体に、そぐわないほどの豊乳である。弾丸状のふくらみは、下半分のたっぷりとしたボリュームに支えられていた。それによって隆起全体が勢いを保ち、前へ飛び出している格好なのだ。
 濃いピンク色をした乳首は、細く長い筒状をしてなまめかしく、それが硬く屹立して跳ねる眺めもたまらない。
 母性をふりまくように揺れる豊満な双丘を、ターボは大きな両手でつかんだ。深く指を食い込ませ、柔らかな弾力に酔いしれながら本格的な抽送を行なう。
「気持ちいいぜ。アア、すっごくいい。紅里のオマ×コ」
「いやん。ああん。いやあん」
「さっきは生意気な口を叩いてたけど、おまえ、案外可愛いんだな。こんなにはしたなくチ×ポに吸いついてきやがってよ」
 すっかり征服者気分となってターボは言い、額の汗をぬぐった。
 美麗な乳房を思いきり揉みしだき、とろける蜜襞を貫いて、さっきはあれほど高飛車だった沢島紅里をすすり泣かせているのだから、それも当然なのだった。

続きを読む

本の購入

定価:927円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

電子版の購入

定価:990円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

電子版の購入

定価:990円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

本の購入

定価:927円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます