「犯される前からこんなに濡らしやがって」
凌辱鬼の情容赦ない指が、下着を毟り、女陰を剥く。
淫猥な音とともに、肉芽が、女芯が疼き蠢く。
三夜つづけてのレイプ──その強烈な倒錯の快楽は、
二十八歳の女体から理性を奪い、牝の本能を甦らせる。
ああ、もっと嬲って。もっと私を奴隷にして……。
みお(28歳)その他
かずこ(28歳)人妻
りさ 女子学生
みずえ(39歳)実母
かおり(21歳)その他
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「ああ、だめッ、そこ、いやッ」
未央は甘えてすねるような声になった。息が弾み、ひとりでにはしたなく腰がうねってしまう。男はまだアナルに指を挿したまま、うごめかせているのだ。
「いやだといいながら何だ、この腰つきは?」男が笑っていった。「たまらないほどいいんだろう、ここも?」
未央は弱々しくかぶりを振った。それだけだった。口がきけるというのに「いや」とはいえない。いったところで何の意味もない。アナルでかきたてられる狂おしい興奮につつまれて、いまにもイキそうな息遣いと腰つきを見せているのだ。
男の指がようやくアナルから出ていき、未央は抱き起こされた。男がトレーナーのズボンをずり下げた。ブルンと生々しく弾んで猛々しく勃起したペニスが跳び出した。
「しゃぶれ! 下手なことをするとただじゃすまないぞ」
男が肉棒を手にして突きつけてきた。
「いやッ」
未央はかぶりを振った。顔に硬くて熱い肉棒が触れ、撫で回す。
「あ、ああッ……」
喘いだ未央は自分でも得体の知れない衝動に襲われて舌を這わせた。
あの忌まわしい悪夢が頭をよぎった。夢と同じだと思いながら、そのつづきを見ているような錯覚にとらわれて猥りがわしく肉棒を舐め回し、咥えると、顔を振ってしごいた。
「ふふッ、マジにしゃぶってるじゃないか。まったく顔に似合わない好き者だな」
嘲笑う男のモノがピクン、ピクンと未央の口の中で跳ねる。
屈辱的な言葉を浴びせられながらも未央は夢中になって肉棒をしごいていた。夢と同じだった。男の屈辱的な言葉にさえ興奮を煽られて頭がクラクラし、すすり泣くような鼻声を洩らしていた。
男が腰を引いた。唾液で濡れ光った肉棒を興奮しきった顔で茫然と凝視する未央の後ろ手錠を外して前手錠にかけ直し、モップの柄に縛った両膝の紐を解くと、未央を四つん這いにした。
男の指がアナルをまさぐってきた。ヌルヌルする。何かクリームのようなものを塗りこめているようだった。未央は尻をもじつかせているだけでされるままになっていた。
アナルで犯される!……その予感が頭をかすめたが嫌悪感はなかった。どうせ犯されるのだからという諦めからでも、そのとき男がペニスにコンドームを被せるのが見えたからでもない。アナルを嬲り抜かれているうちに未央自身、そうされてもいいという気持が生まれてきていたからだった。
男が尻朶をわしづかんで押しひろげた。肉棒がアナルをとらえてまさぐってきた。
犯される!……
未央はふるえた。ググッと肉棒が押し入ってきた。