母さんのなかで…

著者: 桜庭春一郎

本販売日:2023/05/23

電子版配信日:2023/06/02

本定価:825円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-4659-5

「ああ、母さんのなかキツキツだ……すごく締まるよ」
対面騎乗位で抱き合い、互いに腰を遣う母と息子。
夫の出張中、狭いアパートは二人の「愛の巣」に。
禁断の肉交で眠っていた女に目覚めた沙也香は、
子宮に帰ってきた愛息の肉茎を優しく受け止める。
秘密の関係は、姉・和美の知るところとなり……

目次

第一章 母さんと寝泊まりして変な気分に


第二章 六畳一間の愛の巣でイチャラブ交尾


第三章 常に裸でしたくなったらする生活


第四章 恋人同士になった母と息子


第五章 お尻の穴なら浮気じゃないから


第六章 友達のママに口止め誘惑されて


第七章 禁断の母親スワッピング


エピローグ

登場人物

さやか(45歳)実母

かずみ(25歳)姉

みつき(38歳)友人の母

本編の一部を立読み

「あああ……母さんの中……キツキツだよ……。すごく締まって……気持ちいいよ……。母さん……母さん……!」
 耳と首筋に息が当たってくすぐったい。対面騎乗位できつく抱きしめられているからだ。晴人は獣性に抗えず、思うさま腰を使う。女の心地よさをむさぼる以外、なにも考えられない。
「ああんっ……! 晴人……晴人お……! 違う……晴人のが大きすぎるのよお……。激しい……そんなに動かしたら……。ああああっ……! お母さん気持ち……よすぎて……!」
 発情した獣のように、下から荒っぽく突き上げられる。相手を感じさせようという余裕などない。ただ、自分が心地よくなりたいがための荒々しい性運動。
(ああああ……すごく荒っぽくて力強い……。晴人……これが童貞卒業なのかしら……。お母さんが初めてをもらっちゃったの……?)
 なんとなくわかる。晴人の腰使いは、まるでセックスに慣れていない未熟なものだ。学校でも私生活でも、彼女や女友達がいる気配はない。実の母なのに、息子の童貞を頂いてしまったのだと。
「あああ……。母さん……母さんの中……熱い……。すごくいいよ……。気持ちいいんだ……」
 少年は、実の母の愛壺の素晴らしさに夢中になってしまう。
 たとえ血がつながっていても男と女。大量の愛蜜でぬめり、中が妖しく蠕動して肉茎が蕩けそうになる。童貞喪失で極上の女の感触を味わっているのだ。歓喜し、奮い立たずにはいられない。
「ああああーーーーっ……! お母さんも……お母さんもいいっ……! すごくいいわあ……。晴人のおち×ぽ素敵いいっ……! あっあああっ……!」
 美熟女も負けじと、上から白い腰を押し返す。ずらし挿入でつながった部分から、グチャグチャと卑猥な音が響く。母子は、近親相姦の官能に身も心も蕩かされている。
(すごい……。何度もイってる……。気持ちいい……こんなの初めて……あああ……晴人とセックスするの……気持ちいい……)
 沙也香は巨尻を上下させながら、眼を閉じ口角を上げる。近親相姦で悦ぶ不道徳で淫らなメスの表情だ。息子と交尾して悦ぶ、最低のハレンチ女の顔。
 四十数年生きてきて、こんなにも素晴らしいセックスは冗談抜きで初めてだった。夫との営みでは快感に集中しなければアクメを得られない。
 なのに、息子との肉の交わりはどうか。勃起したものが中で動くたびに、甘い波が全身に拡がっていく。頭の中が快感で真っ白になり、白く肉感的な身体は勝手に絶頂を迎えてしまう。
「ああああ……晴人……晴人おっ……! 素敵……とっても素敵……! ああああ……お母さん続けてきてる……!」
 美熟女の目の前が、ストロボのように何度も白く弾ける。
 意思とは無関係に、連続でオルガスムスに達しているのだ。まるでブレーキが壊れてしまったかのように、白く美しい身体の中で快感が止まらない。倒錯した官能が弾け続ける。
(ああーーー……すごい……晴人とのえっち……気持ちよすぎるう……。あの人じゃ満足できなくなったら……。ああ……どうしよう……?)
 義母は内心で怖くなる。
 実の息子とのセックスで、信じられないほどの快感を知ってしまった。若さがみなぎる勃起したものの逞しさを。晴人の腕と胸板の固さを。夫との営みでは、これほどの官能は得られない。
 このまま晴人のものでなければ感じなくなってしまったら。そう思うと、忌まわしく恐ろしかった。

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