隣人強制交尾 差し出された生贄妻と未亡人

著者: 紫艶

本販売日:2023/09/22

電子版配信日:2023/10/06

本定価:1,023円(税込)

電子版定価:1,100円(税込)

ISBN:978-4-8296-4684-7

服役の出所祝いは、かつて犯し損ねた人妻の隣室!
すぐ傍に淫獣が潜むとも知らず、遙香は日々を過ごすが、
夫がいない白昼、隣の部屋に引きずり込まれる。
緊縛セックス、ポルチオ開発、浣腸責め……
積年の恨みを晴らすように密室で受ける性拷問。
同じマンションに住む未亡人も地獄の道連れに……

目次

序章 淫獣の出所


第一章 遙香によみがえる悪夢


第二章 隣室におびき出された人妻


第三章 女体に群がる淫鬼たち


第四章 安息なき調教の日々


第五章 好色管理人の魔手


第六章 新たな未亡人姦禁計画


第七章 性奴隷契約書への署名


第八章 背徳の尻穴不倫交尾


第九章 夫の出張中に貪られる媚肉


第十章 売り飛ばされた生贄妻


終章 終わりなき肛悦地獄

本編の一部を立読み


「いやッ……うむむッ」
 叫ぼうとした女の口を、藪竜司は手で塞いだ。怯える女の顔が加虐心を刺激し、身体中の血がグツグツと煮えたぎる。ヤクザ者である竜司にとって、この手の荒事は手慣れたものだ。
「大人しくしろよ。さもねえとこの細い首をへし折るぞ。俺は明日にも警察に出頭する身なんだ。怖いものなんてねえんだぜ」
 竜司は凄んだ。いま竜司が口にしたことは事実だった。竜司の兄貴分・戸倉聡の尻拭いをするための出頭だ。
 今日の午後六時頃のことだ。このところ敵対する暴力団との抗争で気が立っていた戸倉は、竜司を連れて気晴らしに飲みに出かけた。兄貴分の戸倉が三十四歳、弟分の竜司が二十四歳だ。
 薄暗い繁華街の裏路地を二人で歩いていると、不意に後ろから何者かが走ってくる音が聞こえた。戸倉はいきなり振り返り、走ってきた男の顔を殴り付けた。その男が自分の命を取りに来た鉄砲玉だと思ったのだろう。だが、違った。男はただ急いでいるだけの堅気だった。
「ちッ……やっちまった」
 戸倉に殴られた男は強かにアスファルトに頭を打ち付けた。白目を剥き、ピクリとも動かない。竜司はすぐに男の脈を取った。幸い、死んではいなかった。だが、男が危険な状態だということは、喧嘩慣れしている戸倉と竜司には一目瞭然だった。
 このままトンズラするのは得策ではなかった。人の目が全くないのならともかく、そうではなかったからだ。
「兄貴、この男を殴ったのは俺ということにしよう。この男が生きるにしろ、死ぬにしろ、罪は俺が被る。遅くとも明日の朝には出頭する」
「……わかった。すまねえな、竜司。礼は必ずする」
 戸倉が頷くのを見ると、竜司はすぐにその場から駆け出した。出頭する前に、やっておかなければいけないことがあった。強姦だ。
 ターゲットは、三ヶ月前、借金取りに向かったアパートで、たまたま見かけた女だ。
 その女は、竜司に子供の頃の自分を思い起こさせた。

 竜司は高校を卒業するまで、ずっと団地暮らしだった。両親と竜司の三人家族だ。
 竜司が小学生の頃、隣室に住んでいた家族のなかに、一人の女子高生がいた。偏差値の高い進学校に通っていたその女子高生は、竜司にはとても眩しく見えた。清楚で、奢ったところがなく、髪型は三つ編みだ。修道女を連想させるような気品のある女だった。
 童貞を捨てるなら、こんな女がいい。ませたガキだった竜司は、いつしかそんなことを考えるようになっていた。だが、その女子高生と竜司では、頭の出来が違いすぎて、話しかけても禄に相手をしてもらえなかった。
 そのせいもあって、竜司は父親がこっそり読んでいるエロ漫画雑誌を盗み読んでは、漫画の登場人物に自分と隣人の女子高生を当てはめ、妄想を楽しむようになった。妄想の世界なら、邪険に扱われることもないからだ。
 竜司の好みは、純愛ものではなく、凌辱ものだった。
 ギャンブルで全財産を失った中年親父が、腹いせに見ず知らずの人妻を空き地に引き摺り込み、膣はもちろん尻穴の処女まで奪う……。小学生の竜司に一番の興奮を与えてくれた漫画の内容がこれだった。中年男はあろうことか、最終的に人妻の尻穴に突っ込んだまま、放尿までするのだった。漫画は劇画調であり、竜司には実際の出来事かのようにリアルに感じられた。
 何の落ち度もないままに、ただ理不尽に身体を汚され尽くしていく人妻の哀れさが、最高によかった。中年男に小便浣腸された人妻が腹のなかの汚物を泣き叫びながらひり出すシーンで漫画は終わるのだが、そのコマの美しさと迫力は神秘的ですらあり、竜司の性癖に多大な影響を与えた。
 竜司は夜な夜な、小学生の自分が空き地で隣室の女子高生をレイプし、尻穴に放尿するシーンを想像した。そうすると皮を被ったままのペニスが痛いほどに膨らみ、ダラダラと透明な先走り液まで滲むのだった。
 もし竜司がその時に小学生ではなく中学生であったなら、妄想を現実にするべく、衝動的に行動していたかもしれない。だが、そうはならなかった。隣人の女子高生は大学進学を機に団地を出ると、それっきり帰ってくることはなかったからだ。

 走りながら、竜司は腕時計に目をやった。まだ走りだしてから二分と経っていないのに、全身から汗が滲む。
 三ヶ月前から、竜司のなかに小学生の頃の自分が蘇っていた。借金取りに出かけた時に見かけたその女が、あの憧れだった女子高生にうり二つだったからだ。顔を見た瞬間に身体に電流が走り、竜司は咥えていた煙草を落としてしまった程だ。
 竜司はその日から、女のことを調べはじめた。女はそのアパートに住む女子大生だった。
 女の素性が割れると、竜司は常に女子大生を襲う誘惑と戦い続けることになった。他の組と抗争中である以上、女よりも組のことを優先しなければならない。そう思って耐えてきたが、こうなってしまっては話は別だ。
 竜司は繁華街から女の住んでいるアパートへとたどり着いた。息が切れ、膝が笑った。不摂生が祟り、笑えるほど体力が落ちている。
 竜司は暗闇に身を潜め、女の住んでいる部屋を見上げた。電気はついていない。寝るにはまだ時間が早かった。出かけているのだ。
 手持ち無沙汰のまま、周囲を観察した。アパートの側に、おあつらえ向きの空き地があるのだ。空き地は静まりかえっており、人気はない。竜司はそこで女を襲うと決めた。奇しくも、小学生の頃に読んだ強姦漫画そっくりのシチュエーションだった。竜司はニヤけながら煙草に火をつけた。
 煙草を五本灰にしたところで、女が現れた。月夜の下で見る女の顔は、ため息が出るほどに美しかった。黒目がちの瞳、厚めの唇、母性を感じさせる富士額。憧れだった女子高生に生き写しだ。まさに竜司のためにあるような女だ。唯一、髪型が三つ編みでないことだけが違いだ。女は黒髪をアップにまとめている。だが、そんなことはどうでもいい。
 幸運なことに、女に連れはおらず、一人だった。
 竜司はタイミングを見計らうと、背後から女に抱き付き、羽交い締めにした。
「んーッ!」
 驚いた女は持っていたバッグを取り落とした。かまわず竜司は空き地のなかに女を引き摺り込んだ。

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