未亡人旅館【肛虐接待】

著者: 紫艶

本販売日:2025/01/23

電子版配信日:2025/02/07

本定価:847円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-4782-0

傷心の未亡人を待っていたのは悪魔の罠だった!
娘を伴い、義妹が女将を務める旅館に移り住んだ智美。
地下牢で受ける交尾地獄で目覚めた尻穴の快楽。
むせび泣く母の姿を見た咲良も毒牙にかかり、
奴隷母娘は宿の上客に淫らな裏サービスを命じられる。
淫獣の群れを引き寄せる、夫を亡くした女の色香!

目次

第一章 悪魔旅姦 未亡人と美娘と外道義父

第二章 調教開始 色情狂に作り替えられる肉体

第三章 肛虐地獄 奪わわた36歳の尻穴処女

第四章 地下牢 売られた若女将の女体

第五章 肉の拷問 薄闇で続く裏穴拡張

第六章 被虐の血 肛門性交の快楽に屈した遙香

第七章 第三の生贄 淫獄に囚われた咲良

第八章 母娘奉仕 上客への淫らな裏サービス

第九章 残酷な破瓜 奴隷嫁に堕ちたうら若き乙女

本編の一部を立読み

第一章 悪魔旅姦 未亡人と美娘と外道義父

 春の暖かな日差しが障子から差し込み、磨き上げられた黒檀の座敷机に淡い縞模様を浮かび上がらせている。
 Y県にある阿澄旅館、その最奥にある小さな和室部屋である。今日からここが百瀬智美とその娘、咲良の寝起きする場所となるのだ。
「咲良の前では気丈に振る舞い続けていたけれど、正直、翔太さんを亡くしてからずっと、私はこれから先どうしていいのか途方にくれていたの。遙香さんに声をかけてもらった時はどれ程嬉しかったか……。本当にありがとう」
 智美は座敷机を挟んで向かい合っている阿澄旅館の若女将・阿澄遙香に深く頭を下げた。
「そんなこと……。どうか頭を上げて下さい、お義姉さん。途方にくれていたのは私だって同じなんですから。旅館を継いだはいいけれど、毎日失敗ばかりで、自信をなくしていたところだったんです。お義姉さんがずっと側に居てくれるなら、これ以上心強いことはありません」
 そう熱心に語る遙香の表情に、智美はふと今は亡き夫の面影を見た。
 智美の夫である翔太は、昨年、趣味であるサーフィンに仕事仲間と出かけた際、不幸にも命を落とした。急性疾患、いわゆる心臓麻痺ということだった。
 結婚以来、パート仕事しか経験してこなかった智美は、これからの生活をどうすべきか、冗談ではなく本当に途方にくれていたのだ。娘の学費も、これからまだまだかかる。
 そんなとき、智美に「よかったら、うちの旅館で働きませんか」と声を掛けてくれたのが、亡き夫の妹である阿澄遙香だった。
 住み慣れた街を離れ、Y県に移住する必要はあったものの、住み込みで働かせてくれるという彼女からの申し出は、まさに天恵だった。
 遙香から話があったその日のうちに娘の咲良に相談すると、一も二もなく賛成してくれ、あっさりと移住が決まった。
 阿澄遙香が声を掛けてくれたのが今年の二月。そこから咲良の転校手続きを開始し、忙しい日々を過ごした。
 そして今日、明日から新年度開始というタイミングで、百瀬母娘は阿澄旅館に引っ越してきたのだった。
 智美の側に座る咲良は今こそ前の学校の制服を着ているが、明日からは新しい学校の制服に袖を通すことになる。
(見ていてください、翔太さん。私達、新しい環境で心機一転頑張っていきますから)
 智美がそう心のなかで誓っていると、智美の横に座っている咲良がおもむろに身を乗り出し、
「あの、私もできるだけ旅館のお仕事を手伝いますから。お母さんをよろしくお願いします」
 そう言ってポニーテールの黒髪を揺らし、自分にとっての叔母に当たる遙香に頭を下げたのだった。
 小柄ではあるが、元気があり、細かな心配りにも長けている咲良は、自分よりよほど阿澄旅館の戦力になりそうだと、智美は内心そう思っている。
「ええ、こちらこそよろしく。咲良ちゃんなら、うちには勿体ないくらいの素敵な看板娘になれるわ」
 遙香がニコリと微笑み、咲良の意気込みに答えた。
 まだ大学を卒業して間もないにもかかわらず、阿澄遙香の立ち振る舞いからは凜とした気品が溢れている。そして、同性である智美をもドキリとさせる色気も持ち合わせていた。
 アップにまとめた黒髪と、薄紫色の着物からのぞく、ほっそりとしたうなじ。乳房のサイズはEカップはあるだろう。咲良が看板娘など務めなくとも、若女将の魅力だけで十分に繁盛しそうなものだ。
 長年に渡って阿澄旅館をまとめていた先代女将の阿澄冴子、つまりは遙香の母が、癌の発覚から僅か半年でこの世を去ったのは、今から二年前の出来事だ。
 母と兄、二人の肉親を短期間で立て続けに失った悲しみを、遙香は少しも感じさせない。その気丈さに、智美は圧倒される思いだった。
「ところで、勲さんはどちらに?」
 智美が遙香にそう尋ねると、彼女の顔が曇った。
 勲というのは、阿澄冴子が三十代の頃に再婚した、智美にとっては義理の父にあたる人物である。亡き夫や遙香とも、直接的な血の繋がりはない。
「探したんですけど、姿が見えないんです。きっと、またどこかのお店で賭け事に興じていらっしゃるんだわ」
 遙香は目を伏せ、ため息を漏らした。先代女将である冴子から再婚相手として選ばれるくらいなのだから、彼も元々何かしら光るものは持っていたのだろう。
 だが、先代女将の死を切っ掛けに生来の賭け好きがエスカレートし、今ではヤクザ絡みの賭場にも出入りしているらしい。
 阿澄旅館ただ一人のボイラー技士として最低限の仕事はこなしてくれているので、遙香も賭け事にかんしては見て見ぬ振りをしているのが実情だった。
 勲は旅館の敷地内に建てられている離れに一人で住んでおり、私生活が一向にうかがい知れないのも、遙香にとっては悩ましいところだ。
 この勲が肉欲に狂った淫鬼となり、この部屋に集う三人の美女を淫獄に引きずり込む切っ掛けとなることを、智美はまだ知る由もなかった。

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