【完全版】大いなる肛姦

著者: 結城彩雨
イラストレーター: 楡畑雄二

本販売日:2024/06/10

電子版配信日:2024/06/21

本定価:2,156円(税込)

電子版定価:2,156円(税込)

ISBN:978-4-8296-7936-4

女子大生の妹を囮に、囚われの身になった上里江美子。
夫にさえ触らせたことのない双臀の谷間を剥きあげられ、
猛る怒張&浣腸器を柔らかな尻肉の最奥に抉り込まれる。
江美子を乗せた船はさらなる調教の舞台・魔都へ……
楡畑雄二、挿画130枚を完全収録!
(本作は、結城彩雨文庫「大いなる肛姦」を再構成した作品です)

本編の一部を立読み

第一章 美肛の感触



 久々の極上の獲物である。ハッとするほどの美しさの中に漂う知的な雰囲気。ファッションモデルみたいなセンスのよさ。スカートの上からそれとわかる成熟した双臀の量感。ふくらはぎからキュッとくびれた足首のあたり。黒川竜也は電車に乗る前から、血が高ぶるのをどうにも抑えきれないでいた。
 これまでに大学への通学途中で、かなりの女に眼をつけてきたが、こんなに胸がときめいたことはなかった。
 夕方のラッシュアワーで、ホームは架線事故による電車の遅れも重なって、ものすごい混雑だった。
 竜也に狙われているとも知らないその美しい女は、三歳ぐらいの子供を腕に抱きあげながら、むし暑いホームの上で、苛々したように電車を待っている。ショッピングの帰りであることは、手にしているデパートの包み紙からもわかる。勝気そうな女の横顔がなんとも美しい。
 とてもガキがいるとは思えねえ。なんていい女なんだ。こいつはたっぷりと楽しまなくちゃな。へへへ……。
 竜也は女の後ろにぴったりくっつき、双臀のあたりを舐めるように見つめながら、ニヤリとした。痴漢のベテランを自負している竜也の、自信に満ちた笑いだった。
 その美しい女は、他に三人の女性とグループであったが、他の女は眼に入らない。
 やがて、大幅に遅れた電車が、はちきれんばかりの人を乗せて入ってきた。冷房車ということもあって、すさまじい混雑である。いっせいに人波がドアに殺到した。女は、子供をかかえているせいか、乗るかどうか迷っているようだったが、他の三人が乗ろうとしたので、その後につづいた。
 竜也が、この絶好のチャンスを逃すはずはない。人波にまぎれて女の腰に手をまわして抱くと、一気に車内へ押しこむ。押しこみながら、もう一方の手で絹のようなスカートに手をかけ、一気にたくしあげた。パンティストッキングはつけていなかった。素早くてのひらをパンティに吸いつかせる。
「ああ、あッ」
 女の口が開いた。だが、すさまじい勢いで押しこんでくる人波にどうすることもできない。
 女を車内に押しこみながら、一気にスカートの中に手を入れる。長年の経験で得たテクニックである。この方法は、この女のように、気の強そうなタイプに有効だった。とりわけ、女がグループの時は、ほとんどと言っていいくらい成功した。人波に押され、気づいた時にはスカートの中に男の手が入っている。そうなるともうどうしようもない状態になる場合が多かった。ましてや、子供を抱いているうえにグループである。子供を人波からかばうことと、グループに気づかれまいとすることから、男のいたずらに無抵抗になることが多かった。
 竜也の予想通り、車内の奥でようやく立ちどまった女は、ビクッと体を震わせて、キッと竜也のほうを振りかえっただけである。だがすぐにギュウギュウと押しこんでくる人に、あわてて子供をかばおうと前を向く。
「奥様、大丈夫?」
 少し離れたところから、グループの一人が声をかけた。
「ええ、なんでもないわ」
 女はあわてて答える。やはり、連れに気づかれまいとしている。
「奥さん、混んでるね」
 ほとんど身動きできない車内で、竜也は、女の耳もとに囁いた。女の双臀の形のよさと、パンティを破らんばかりにムッチリと張った肉感が、指先に心地よく伝わってくる。まるで指先を弾かんばかりの肉の張り具合に、竜也は満足した。
「奥さん、たまらねえ尻してるじゃねえか」
 竜也は、また囁いた。ゆっくりパンティの上から双臀を撫でまわしていく。
 やはり、竜也の狙いに狂いはなかった。気丈で、自尊心が強いのであろう、時折りキッと竜也を睨むだけで、何気ない顔をしている。必死に腰をずらし、竜也の指から逃れようとするが、それも混雑で無理とわかると、ハイヒールで竜也の足を踏みつけてくる。ゆっくり電車が動きだすと、女は子供をかばうように腰を後ろへ突きだすが、竜也の指が肉にくいこむのを感じて、あわてて腰を引いた。
 竜也は、何気ない顔でグループと話をする女の横顔を見ながら、たっぷりと双臀を楽しんだ。もう完全に竜也のペースである。まずてのひら全体で女の双臀の形、肉づきを味わうように撫でまわす。次に、パンティと太腿の境目に指を這わせ、パンティラインに沿って指をすすめた。もちろん、パンティストッキングをつけない太腿の後ろ側にも指を這わせた。汗ばんだ太腿が、なんともたまらない。
 ただ、がむしゃらに触るだけではだめである。一定のリズムに乗って、腰から双臀の谷間へ、太腿から双臀の頂きへと、まわりから女の中心へ向かって撫であげるのがコツである。いきなりパンティの中へ手を入れると、悲鳴をあげられるのがオチである。それよりもじっくりとまわりから愛撫していき、女が反応を示しはじめてから、パンティの中へ指をすすませるのだ。
「奥さん、たっぷり楽しもうじゃねえか。いい思いをさせてやるぜ」
 耳もとで囁きながら、竜也は驚くほど大胆に、双臀から太腿へとまさぐっていった。
 そうされても、女は時折りキッと睨むだけで、つとめて冷静を装っている。竜也の手を振り払おうともせず、下唇を固く噛みしめるだけである。もっとも、子供を抱いているために、竜也の手を振り払いたくとも、両手は自由にはならなかった。
「奥さん、感じてきたんじゃねえのかい。尻が震えてるぜ」
 竜也は、調子に乗って囁きつづける。そのたびに女の顔がピクッと痙攣する。
「へへへ、声をあげたきゃ、あげてもいいんだぜ。恥をかくのは奥さんだからな。それにしてもいい尻してやがる」
 その間も、竜也の手は休む暇なく動きつづけた。竜也は、女の顔が次第にピンクに染まり、下唇を噛みながらうつむきがちになるのをじっくり観察しながら、耳たぶに息を吹きかける。竜也は、女の扱いには自信があった。女の小鼻がピクピクふくらみ、グループの女との会話も妙にぎごちなくなっているのがわかった。
 へへへ、必死に耐えてやがる。ぼちぼちパンティを脱がせてもらうぜ。それにしても、これほどの獲物とはな……。
 電車が駅につくと、反対側のドアから、さらに乗りきれないほどの人が乗りこんでくる。竜也はその力を利用しながら、女をさらに自分のほうへ引き寄せると、一気にパンティを双臀からクルッと剥きおろした。
「ああッ、いやッ」
 さすがに、女は小さな悲鳴をあげたが、他の者には押されて声を出したとしか映らなかった。
 電車が動きだすと、その振動に合わせて、竜也は裸の双臀を撫でまわした。ムンムンと匂うような肉の感触がたまらなかった。まるで指先がとろけるような柔らかさである。竜也は、もうそれだけで達しそうになった。

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