全穴陥落【人妻・清香の受難】

著者: 不動尊

本販売日:2024/07/23

電子版配信日:2024/08/02

本定価:1,067円(税込)

電子版定価:1,100円(税込)

ISBN:978-4-8296-4745-5

夫の出張中、白昼の自宅で清香を悲劇が襲った!
娘を守るため、夫の元上司から受ける悪魔の尻穴調教。
強制フェラ、電動コケシ責め、緊縛拘束、浣腸実験……
全穴に白濁液を注がれ、破壊される理性と人格。
ホテルや街路地で嬲辱は続き、人妻の唇からは艶声が……
裏世界に売られ、変態ショーで自ら浣腸を乞う牝に!

目次

第一章 白昼襲撃 人妻・清香を狙うおぞましき野獣と淫狼

    「奥さん、テーブルにあがって脚を開いて、穴を全部見せるんですよ」

第二章 全穴陥落 人妻・清香をマゾに堕とす無限調教

    「奥さんは、もう普通のセックスなどでは満足できない身体なんですよ」

第三章 理性崩壊 人妻・清香を心まで縛りつける奴隷契約書

    「奥さん、離婚するのがいやなら、浣腸ショーで牝になるんですよ」

本編の一部を立読み

第一章 白昼襲撃 人妻・清香を狙うおぞましき野獣と淫狼
    「奥さん、テーブルにあがって脚を開いて、穴を全部見せるんですよ」

「いやだわ。また、なくなってる」
 洗濯物を取り込み、畳んだ下着を見ながら、瀧本清香は呟いた。
 最初は気のせいと思っていたが、やはりこのところ下着がたびたびなくなっている。なくなるものは、長く穿いた使い古しの下着ばかりだ。
 警察に届けることも考えたが、もしも泥棒が捕まり使い古しの下着が公の目に晒されるかと思うと恥ずかしくなり、そうもできずにいた。
 取り込んだ洗濯物を見つめ、しばらくは家の中に干そうかと考えていると、ピンポーンと玄関のインターフォンが鳴った。
「宅配便でーす、お荷物をお届けに参りましたぁ」
 インターフォンのスピーカーから、若い男の元気のある声が聞こえてきた。
「はーい。今、出ます」
 そう答えると、印鑑を持って玄関のドアを開ける。宅配便の青年がニヤニヤと見つめ、うっすらと笑みを浮かべている。
「あっ、瀧本清香さんですか。では、印鑑かサインを……」
「じゃ、印鑑で……」
 清香が伝票に捺印している姿を、若い配達員が好奇の眼差しでジッと見つめている。
(何かしら? いやな感じ……)
 清香が荷物を受け取ると、配達の青年は深々と礼をし、急ぎ足でトラックへと戻っていった。
 送られてきた荷物を見ると、伝票の送り主には「ポルノショップ志田」、受取人は「瀧本清香」と書かれている。
(ポルノショップ? なんでそんなところから……)
 何度伝票を見返しても間違いなく、自宅の住所と自分の氏名だ。
「イタズラかしら……、気持ち悪いわ。まるで、私が注文したみたいじゃない。いやだわ、恥ずかしい」
 ニヤニヤと笑う配達員の顔を思い出し、恥ずかしさに顔を赤らめ、何が入っているのかと箱を開く。
 梱包材に包まれた長方形の長い箱が入っていた。取り出すと、透明のフィルムが張られていて中身が見える。
 黒く大きく長いグロテスクな男性器そっくりに作られたものだ。キャッと小さく悲鳴をあげて箱を放り投げると、ジッと遠目で見つめた。
 夫のものと比べて随分と長大だ。こんな大きく長いモノが膣の中に入るのかと思ってしまう。
 いきなり送られてきたこのグロテスクなものをゴミとして捨てて、近所の誰かに見られたらと思うと、やすやすと捨てるわけにもいかない。どうしようかと悩んでいると、プルルルルとリビングの電話が鳴った。受話器を取ると、どこかで聞いたことのある男の声が聞こえてきた。
「もしもし、瀧本君のお宅ですか?」
「はい、瀧本ですが」
「あっ、奥さんですか。私ですよ、志田です。お久しぶりです」
「志田……さん? あの……、支店長の志田さん? えっ、志田さんが何の用です? 夫は今、出張でいませんが」
「瀧本君の奥さんに、私からプレゼントしたいものがあるんですよ。昨日、送ったのですが、気に入ってもらえましたか?」
「プレゼント? そんなもの、知りませんが……」
「そうですか。今日の朝には届くはずなんですがねぇ……」
(志田……、ポルノショップ志田って、まさか……)
「まさか、この荷物、志田さんから」
「おや、届いていましたか? 宅配便。私から、奥さんへのプレゼントですよ」
「でも、ポルノショップって……」
「そうですよ、先々月に会社を辞めましてね、以前から興味があったポルノショップを始めたんですよ。瀧本君が長期の出張と聞いていたのでね、奥さんが寂しい思いをしてると思って、プレゼントを贈らせてもらったんですよ」
「寂しくなんてありません。それに、なんですか? これ、こんな気持ち悪いもの、送らないでください。ポルノショップなんて興味ないわ、馬鹿にしないでください」
「そう言わず、一度試しに使ってみてください。ご婦人で使用している方も多いんですよ。そう、恥ずかしがらずに使ってみては……。きっと気に入ってもらえると思うんですが。気に入ってもらえれば、私もうれしいですからねぇ」
「こんなものもらうつもりはないわ。変なもの送ってくるの、やめてください。迷惑です。送り返しますから住所を教えてください」
「そんな、送り返すなんて。そんなお手間はかけさせませんよ。気に入ってもらえないとなると、仕方ないですねぇ。今日にでも、私が取りに行きますから、そのままにしておいてください」
 一方的に言うと、志田は電話を切ってしまった。志田と顔を合わせるのかと思うとゾッとするが、このグロテスクなものを渡してさっさと追い返してしまえばよいだけのことだと、胸をホッと撫で下ろす。
 志田源三は清香の夫、明彦の元の上司。顔を思い出すだけで虫唾が走り、背筋に悪寒が起こり、ゾクゾクと震える。それほどまでに嫌っている男だ。
 初めて会ったのは忘れもしない、夫に連れられた二泊三日の支店の慰安旅行で、温泉へ行ったときのことだ。志田に目をつけられ三日間ずっとつきまとわれ、いやらしい言葉で口説かれたいやな記憶が甦ってくる。
 そして何よりも許せなかったのは、風呂上がりを狙い廊下で待ち伏せ、薄い浴衣を着た清香の身体を粘着質な目で上から下まで、舐め回すように視線を這わせ、廊下ですれ違いざまに臀肉をギュッと掴まれたことだ。
 気の強い清香は夫の上司といえど許せずに、志田の頬を平手で思い切りひっぱたいた。
 それでも志田は諦めることなく、旅行の間、夫の目を盗んでいやらしい言葉を投げかけ、口説いてきた。
 それからというもの、夫を接待と言っては付き合わせて、強引に酒を飲ませては、酔い潰した夫をタクシーに乗せて家まで送ると、無理やり家の中へ入り込み清香にしつこく言い寄っていた。
 そんな志田も夫が本社勤務となり、職場が変わると会うこともなくなり、清々としていたところだ。
 それが、夫の明彦が長期の出張で家を留守にしていると知ると、こんなグロテスクなものを送りつけてくる志田に怒りが収まらず、切れた受話器を叩きつけるようにガチャンと置くと、電話の前で呆然と立ち尽くす。
 大きく息を吐き、少し落ち着くと、再び電話のベルが鳴った。受話器を取ったが、相手は何もしゃべってこない。ただハァハァと荒い息遣いの音が聞こえてきた。
「もしもし、誰なんですか? 用がないなら電話をかけてこないで、気持ち悪い電話をかけてくるのはもうやめてください」
 また受話器を叩きつけるように置き、電話を切る。下着がなくなるのと同じ時期から頻繁にかかってくるタチの悪いイタズラ電話だった。いつも無言でハァハァと荒い息遣いだけが聞こえてくる。
「いやだわ、気持ち悪い」
 このところ清香は下着を盗まれ、頻発するイタズラ電話、そして今日は志田からグロテスクな荷物まで届き、心底困り果てていた。
「こんな時にあの人がいないなんて」
 夫の明彦は海外出張であと半年は帰ってこられない。電話で相談したいが、海外で独り働く夫に心配はかけたくない。こんな時に夫が近くにいないのは、やはり心細かった。
 しかし清香には一人娘の結花がいる。不安をこらえ、結花のためにしっかりしなければと自分に言い聞かせた。
 洗濯物を畳みながら、ふと気が付くと、結花の姿がなくなっている。先ほどまで清香のそばで遊んでいたはずだ。電話をしている隙に、いつの間にか姿が見えなくなった。
「結花ちゃん、どこに行ったのかしら、さっきまでそこで遊んでいたのに」

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