学園魔眼王 寝取りの魔眼で他人の彼女を落としてハーレムを作ろう

著者: 源氏乃左大将

電子版配信日:2024/06/28

電子版定価:880円(税込)

寝取りの魔眼──それは彼氏がいる女性のみを発情させる瞳。
左目を眼帯で覆い中二病とバカにされていた亜門の力が解放された!
真面目な三宅先生が、婚約者を裏切り瞳を潤ませ肉棒を懇願し、
亜門を見下していたギャル・紗栄子も、彼氏に秘密で処女を捧げてくる。
魔眼の力が制御できず、頬を上気させた教師や生徒に迫られる日々。
不可抗力系寝取りハーレムノベル開幕! 1万字超の書き下ろし付き!

目次

一 僕は中二病じゃない

二 三宅先生と放課後の教室で その1

三 三宅先生と放課後の教室で その2

四 三宅先生、魔眼に抵抗する

五 三宅先生、魔眼に完全屈服する

六 放課後、クラスのギャルに声をかけられる

七 同級生の彼女をホテルに連れ込む

八 同級生の彼女を寝取っちゃおう その1

九 同級生の彼女を寝取っちゃおう その2

十 同級生の彼女に種付けして僕のモノにしよう

十一 学園で僕だけのハーレムを作りたい

十二 紗栄子を僕の彼女にしよう

十三 体育館で生意気な女教師を犯す その1

十四 体育館で生意気な女教師を犯す その2

十五 紗栄子と過ごす昼休み

十六 魔眼を使わなくても三宅先生はもう逃げられない

十七 三宅先生にバイブを突っ込んで連れ回す

十八 三宅眞由美、チン負け完全陥落

十九 三宅眞由美、朝はコーヒーよりミルク派 松嶋先生のお見舞いに行こう

二十 松嶋先生に自分の性癖を告白させる

二十一 眞由美と奈央、二人は竿姉妹

二十二 松嶋奈央の全部を僕のものにしたい

二十三 松嶋奈央も僕のものになった

二十四 揺れる紗栄子の気持ち

二十五 紗栄子、チャラ男とデートする

二十六 自作自演でも紗栄子が手に入るならそれでいい

二十七 紗栄子とホテルにお泊まりしよう

二十八 紗栄子とお風呂エッチ

二十九 今日だけは紗栄子に何をしてもいい

三十 紗栄子、余韻に浸りながらオナニーをする

書き下ろしSS 魔眼に目覚めた日

本編の一部を立読み

一 僕は中二病じゃない


「亜門君、そのふざけた眼帯をいい加減に外しなさい。貴方もう高校三年生なのよ? 受験生なのにいつまでもふざけたことを続けるのはやめなさい」

 担任の三宅先生がイラついたような表情で僕に注意をする。
 新学期になって担任が変わってから先生にこの眼帯のことで注意されるのは何度目だろう?
 でも、僕の答えはいつも同じだ。
「先生、僕はふざけているわけではありません。皆さんの安全のためにこの目の力を封印しているのです。何度も説明しましたが、僕の左目には危険な力が宿っているのです。それは魔眼と呼ぶに相応しい悪魔の力なんです。この力は僕にも制御ができません。こうやって魔封じの眼帯で封印しておくしかないんです」
 この僕、霍乱亜門《かくらんあもん》の言葉にクラスメート達が失笑を漏らす。
「また、亜門のアレが始まったよ……」
「高校生になってもあんなこと言って……痛い奴だなホント……」
 ヒソヒソと僕をバカにするような声も聞こえてくる。
「亜門君、貴方そんなこと言ってるけど、この間の眼科検診でも異常は無かったって聞いてるわよ。両目とも視力1.5で至って正常だとお医者さんだって言ってるのよ」
「先生、現代医学で解明できなことなんか幾らでもあるんです。医者がわからないからといって、魔眼の力が無いとは言えないんです」
「センセー、亜門のそれは中二病だから医者には治せませんよー」
 誰かの言葉で教室中が爆笑に包まれる。
 フン、笑いたければ笑うがいい。
 だが、この左目の魔眼の力は本当に危険なのだ。

 四年前の夏休み、僕はいきなりこの魔眼の力に目覚めた。
 原因はわからない。
 理由もわからない。
 そして治し方も、制御の方法もわからない。
 初めての魔眼の犠牲者は僕の姉だった。
 何も知らなかった僕のせいで姉の人生はスッカリ様変わりしてしまった。
 以来今日までの四年間、この魔眼の力で僕は何人もの人生を狂わせている。
 僕の左目を見た者には魔眼の力が発動する。
 逆に言えばこの眼帯さえ外さなければ何の問題も起こらない。
 だから誰に何と言われても僕はこの眼帯を外すわけにはいかない。
 そして魔眼への注意喚起も怠るわけにはいかない。
 さもないと学園で集団生活をしているうちに犠牲者が大量に発生してしまう。
 おかしな奴だと思われるかもしれないが、本当におかしな力を持っていることがバレて平穏な生活が出来なくなるより遥かにマシだ。
 それくらいこの力は学園内で使うには危険すぎるものなのだ。
「さっきから何をブツクサ言ってるんだよ、中二病、気持ち悪いんだよ」
 後ろからいきなり手が伸び、クラスの体育会系男子のゴリ造に眼帯を引ったくられる。
 ヤバイ、左目が、左目の魔眼が! 
 咄嗟に左目を覆おうとした左手を、このクラスカーストの頂点にいるスポーツ万能イケメン男子のチャラ男に掴まれる。
「何だよ、やっぱり何にもなってねーじゃん、普通の目だよ。お前らも見てみろよ」
 マジマジと僕の顔を見ながらそんな軽はずみなことをチャラ男が言う。
 そりゃあ、お前は何でもないだろうよ。
 文句の一つも言ってやりたいが相手が悪い、抵抗して殴られでもしたら嫌なのでグッと堪える。
「えー、マジで! あたし霍乱の左目ってどうなってるか見たこと無いんだよね。見せて、見せて」
 チャラ男が余計なことを言ったせいで、近くの席の女子が数人寄ってくる。
 マズい、このままでは……
「見ちゃダメだ、ホントに、ホントに危険なんだ……」
「何が危険なんだよバーカ、見たら呪われるとでも言うのかよ、紗栄子どうだよ? 霍乱の呪いはジワジワ効いてきたかよ?」
「そんなわけないじゃん全然普通、わざわざ赤いカラコン入れたりして痛すぎでしょ、こいつマジウケる~」
「ん? カラコンなんて入ってたか?」
「だって、こっちの目だけ赤かったじゃん」
 クソ、咄嗟に目を瞑ったが、何人かには左目を見られてしまったようだ。
 こうなったら後は、魔眼の力が発動しないことを祈るだけだ。
「ほらほら、いい加減にしなさい、みんな席について。授業中よ」
 三宅先生の言葉でバカ騒ぎしていたその場はどうにか収まり、僕はクラスのお調子者から眼帯を返してもらえた。
 しかし――
「亜門君は放課後教室に残りなさい、個別指導を行います」
 そう言って僕を見る三宅先生の唇が艶めかしく光ったのを僕は見逃さなかった。
 
――放課後

「ねえ、亜門君はそうやって私を困らせるのが楽しいの?」
 誰もいない教室で僕は三宅先生と二人きりで、個別指導を受けていた。
 下校時間をとっくに過ぎた校舎内にはもうロクに生徒は残っていない。
「いえ……決して、そういうわけでは……」
 机を挟んで向かい合わせに座る三宅先生が、身を乗り出しお互いの吐息がかかるほど顔を寄せて僕を問い詰める。
「じゃあ、どうして先生の言うことを聞いてくれないの? 眼帯を外しなさいって言うの、四月に担任になってから今回でもう二十七回目よ」
 生真面目な性格なのか、注意した回数をこまめに数えているなんて。
 僕は弱り切って教室を見回す。
 誰もいない教室のカーテンはぴったりと閉じられ、中の様子は外からは全く見えない。
 出入り口の鍵は内側からしっかりとかけられて開かない。
 つまり、誰の邪魔も入らない。この教室には誰も助けには来ないってことだ。
「ねえ、亜門君聞いてるの?」
「はっ、はい……聞いてます」
「なら、どうしてこっちを見ないの? 話を聞くときは相手の目を見てって教わらなかった?」
 そう言って注意する三宅先生をチラッとだけ見て、僕は再び目を逸らしてしまった。
 三宅先生は服を着ていなかった。
 全裸。
 素っ裸。
 すっぽんぽん。
 生まれたままの姿。
 表現は色々あるが状況は同じだ。
 三宅眞由美、二十五歳、独身、血液型A型、山羊座、バスト92、ウエスト63、ヒップ90、ナイスバディで生徒にも人気の美人女教師が、一糸まとわぬ姿のまま僕に個別指導を行っていたのだ。
 ああ、三宅先生……こんなこといけないのに。
 心の中で呟きながら生唾を飲む。
 ウェーブのかかった艶やかな長い髪と染みひとつ無い真っ白い肌のコントラストが美しい。
 大きなお椀型のおっぱいが三宅先生が話す度にゆらゆら、ゆさゆさと僕を誘うように揺れ続ける。
 先端に鎮座する綺麗なピンク色の乳首は大きく膨らみ硬く尖っている。
 意外と毛深いのか恥丘にはこんもりと陰毛が生えている。
「ほら、こっちを向いて、こんなもの外して」
 先生の裸に気を取られ、さっと伸ばした手に眼帯を奪い取られてしまう。
「ああっ!!」
 そして両手で僕の頭を掴み、無理矢理正面を向かせる。
「これでお互いの目がよく見えるわね」
「だっ、ダメだ先生……見ないで……僕を見ないで……」
 マジマジと僕を見つめる三宅先生と目が合う。ああっ魔眼が……
「やっぱり、亜門君の左目を見ても何ともならないじゃない。ホントに変なことばっかり言って先生を困らせて。わざわざ赤いカラーコンタクトまで入れて、これはお洒落なつもりなの? せっかく綺麗な目をしてるのだから、もう隠すのはやめなさい。先生は隠さない方が絶対いいと思うわよ」
 ちっ、近い。
 唇が触れ合うくらい近くに三宅先生が顔を寄せてくる。
 大きな瞳が真っ直ぐに僕を見つめる……ああ、先生は睫毛が長いなあ……
 先生の髪からシャンプーのいい香りがする。
「せっ、先生……一つだけ教えて下さい……先生には今付き合っている彼氏はいますか?」
「ダメよ亜門君、真面目な話をしてるときに話を逸らしては。でも、亜門君すごく可愛いから特別に教えてあげる。先生には付き合っている彼氏がいるわ。すごく優しくて素敵な彼よ、この間プロポーズされたわ。ねえ、これで満足? でもこんなこと他の先生に聞いたらセクハラだって怒られるわよ」
 そう言いながら三宅先生は僕の顔を自分の方へと引き寄せて、唇をゆっくりと突き出す。
「先生、ダメだ、ダメだよ、しっかりして、彼氏にプロポーズされたんでしょ? こんなことダメだ、しっかりしてよ!」
「そうよぉ、すごく格好よくて、優しくて、最高の彼氏なんだからぁ。だから、心配しなくても大丈夫よ亜門君。亜門君とセックスしたことだって、きっと許してくれるわ。ああ、私、もう我慢できない♥」
 僕達の間を隔てていた机を足で押しのけ、僕の背中に腕を回して強く抱きしめながら、むしゃぶりつくようなキスをされた。
 口の中いっぱいに広がる三宅先生の舌の感触が蕩けるように気持ちよかった。
 ああ、やはり三宅先生は僕の魔眼に囚われていた。
 既婚者や恋人のいる女性を発情させ骨抜きにしてしまうこの恐るべき『寝取りの魔眼』の力に。
 会ったこともない彼氏に申し訳ないと思いながら、僕は口の中に入って来た三宅先生の舌を夢中で吸い続けた。

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