神の力で肉体改造され、空前のモテ期が到来した誠也。
好感度が見えるようになり、生徒会の全員とまさかの脈あり判定が!?
陽気な生徒会長・春菜の恋愛感情が溢れ出し、公園で野外エッチに発展!
精をねだるように震える可愛いお尻を、バックで貫き連続射精!
お淑やかな副会長・詩織先輩も、秘部を見せつけ処女を捧げて、
どんどん広がるイチャLOVE楽園! 書き下ろしのドキドキ3P編付き!
第二章 破天荒な姉御
◇第二十六話 今日も元気だハーレムだ
◇第二十七話 春菜先輩
◇第二十八話 トレイントラブル
◇第二十九話 教室情事
◇第三十話 発情期先輩
◇第三十一話 騒然教室
◇第三十二話 校内情事
◇第三十三話 校内情事 続き
◇第三十四話 成長する乙女達
◇第三十五話 春菜の決意
◇第三十六話 背中を押す彼女
◇第三十七話 春姉
◇第三十八話 野外初エッチ☆前編☆
◇第三十九話 野外初エッチ☆後編☆
◇第四十話 パートナー達との夜
◇閑話 目覚めのおっぱい
第三章 憧れの先輩
◇第四十一話 本屋の娘
◇第四十二話 運営方針
◇第四十三話 縁のある魂
◇第四十四話 痴漢許すまじッ!
◇第四十五話 崩れた緊張感
◇第四十六話 頼もしすぎる恋人達
◇第四十七話 詩織のストレス
◇第四十八話 浮気とハーレムの違い
◇第四十九話 女二人 腹を割って話そう
◇第五十話 お試し期間
◇第五十一話 初々しいお付き合い
◇第五十二話 早織と香織
◇第五十三話 芦屋詩織という女性
◇第五十四話 詩織先輩との情熱的な逃避行デート
◇第五十五話 覚醒
◇第五十六話 服従の天使
◇第五十七話 処女の証明
◇第五十八話 処女膜の美しさ
◇第五十九話 詩織先輩の初体験
◇第六十話 エッチが終わった後で大切な事
◇第六十一話 愛の奴隷。まさしく愛奴隷
◇第六十二話 伝わる心
◇第六十三話 愚者の末路
◇特別書き下ろし 詩織と春菜との野外デート
本編の一部を立読み
第二章 破天荒な姉御
◇第二十六話 今日も元気だハーレムだ
『誠也ちゃん、私のおっぱい、触ってみる?』
俺の目の前に超弩級のおっぱいがある。
顔は見えないがこのおっぱいはとっても見覚えがある気がするのだ。
いつもは制服の厚手生地に覆われている暴力的な何か。
しかして現在。
夏服という素晴らしき薄着によってその領域への防壁は限りなく剥ぎ取られている。
だがその壁はまだまだ鉄壁だ。
汗がにじむ薄手のシャツから透けて見える女性特有の肌着ライン。
青春のリビドーを限りなく高めてくれるその線は下心がなくても思わず目が行ってしまうこと必須だ。
それに俺の所属している生徒会には恐ろしいほど美少女が多い。
何を言っているのか分からなくなってきたので話を戻そう。
このおっぱいを俺は知っている。
俺は花の蜜に誘われる昆虫のようにそのヘブンへと手を伸ばす。
──ふよん♡
『ひゃんっ! 駄目だよ誠也ちゃん、慌てないでぇ』
ああ、なんという甘美な感触だろうか。
ふにふにと柔らかいのに若さ特有のしこりのある張り。
とはいえ俺は三人ほどしかおっぱいを知らないのであまり比べる対象は多くない。
若くないおっぱいというのも知らないしな。
だがなんだろう。目の前の大きさと実際の感触が大分違うような。
「ぁ、んぁ、と、誠也様ぁ♡あん」
俺は更なる探究心によってもう片方の手を伸ばした。
感触は更に確かなものになる。
やはり目の前にある大きさと実際に手に伝わる感触にかなりギャップがあるようだ。
しかし実際の手に感じている感覚の方が馴染みがある気がするなぁ。
このおっぱいはここ最近おっぱい触ってきた、いや、いっぱい触ってきたような気がするのだ。
そんなしょうもない親父ギャグを思い浮かべながら更に感触を確かめるために強く揉んでみた。
「ぁ、あぁあん、誠也様、駄目です。朝食が冷めてしまいます、んぁん」
ンん? なんだろう。
目の前にいる女の子の姿と実際の感触のあまりのギャップにだんだん意識が覚醒に向かい始める。
「ちゅ♡おはようございます誠也様」
まどろみから覚めていく意識。
朝陽の差し込む窓の明かりがまぶたに入り込む。
「ああ、おはようリリシス」
「ん、おはようございます。んぁっ、と、誠也様、そろそろお手を」
「ん? おおう、そうか、リリシスのおっぱいだったのか。どうりで馴染みのある感触だと思った」
「うふふ、夢の中では誰のおっぱいを触っていたのですか?」
「うーん、なんだろう。知っているような知らないような」
しかし俺を誠也ちゃんなんて呼ぶのはあの人しかいないんだよなぁ。
「あの、すみません誠也様、そろそろお手を、それとも、このまましますか?」
俺が夢について思案していると目の前のリリシスが顔を真っ赤にした状態で息を弾ませ始めていた。
「あ、ごめん。つい気持ちよくて」
「ひゃんっ、いえ、いつでもお好きなだけ」
思わず強く握ってしまった。
俺はリリシスの顔に手を添えてそっと口づける。
「ん、はぁ」
甘い吐息を漏らすリリシスの表情は途轍もなく色っぽい。
これは色々と大変なことになりそうだが今日は日直なのでいつもより早めに行かないといけない。
「いや、今日は日直だから早く行かなきゃ」
「はい。朝食の準備はしてありますから」
俺はリリシスと同居している。
小学生の頃から憧れ続け、ファンであり初恋であり、俺を好きと言ってくれた女の子。
俺のあらゆる理想を叶えてくれる夢のような同居生活を始めて一週間ほどが経った。
「それじゃあそろそろ起きてぅはふぁ!?」
「あむっ、んちゅ、じゅるる」
目が覚めたと思ったら突如股間に走る快感の電流。
朝の屹立を見事に果たしたマイフレンドはいきなりの温かな粘膜の急襲を受けた。
「フィ、フィリ!?」
布団のシーツを上げてみればそこには全裸の妖精、ではなく、俺の天使だというフィリエリールちゃんの姿。
一糸まとわぬ天使ちゃんは朝勃ちマックスのペニスをしゃぷしゃぷと口淫奉仕の真っ最中であった。
「あ、朝から何をやっているのですかフィリ!?」
「ぷはっ、決まってる。朝のご奉仕。セーヤは朝からギンギンマックス。それを鎮めるのは天使の使命」
「いやぁ、単なる生理現象で性欲は関係ないんだけどねこれ、おおう、気持ちいい」
そう、実は相棒のフィリエリールことフィリも一緒に住んでいる。
彼女達には母さんの部屋を使ってもらっているが大体フィリは俺のベッドに潜り込んでくる。
毎日のようにセックスをしているが一緒に寝ると梨紗が不公平なので就寝は別の部屋にしようということになっていたのだが……。
「ぁ、あぁ、これは」
「ん、じゅる、ここまで高まったら途中でやめるのは哀れ。朝から一発出しておくといい、ちゅぷ」
そう言ってフィリは更にストロークを強める。
「もうフィリったら」
リリシスは呆れた顔をしつつ自らも俺のペニスに顔を近づけてくる。
「はむっ、んちゅるるる」
「結局リリシスもやるんだ、れる、ちゅるる」
「確かにこのまま放置してはおかわいそうです。一回抜いてすっきりさせましょう。まだ日直には間に合います」
「うふぉぁ!?」
二人による朝フェラが本格的な始まりを迎える。
しかもダブルフェラである。
俺はなんという果報者であろうか。
いやそれにしてももの凄い光景だ。
いつもはテレビの向こう側で歌声を披露するその口に自分の肉棒を咥え込んでいる姿はなんともリビドーをそそる。
「あ、イク」
「んぐぅ、ん」
フィリがトドメとばかりに亀頭を口に含んで飲み込んでいく。
限界の訪れた俺の尿道から吐き出される朝一の濃厚精子がドクドクと流れ込み、彼女の口内を満たしていく。
ごくごくと小さな喉を鳴らしながら飲み干していくその姿はなんとも艶めかしいことこの上ない。
「ふはぁ、すっきりした?」
「うん、ありがとうフィリ」
「もう、フィリったら全部飲んでしまったのですか? 私もちょうだいしたかったのに」
リリシスがなんとも男心をくすぐる台詞を口にする。
そんなことを言ったらまた勃起してしまいそうになる。
「めちゃくちゃ気持ちよかったよ。リリシスはまた今夜な」
「はい♡」
このままだとベッドに押し倒してしまいたくなるので自分を律してそのまま起き上がる。
制服のシャツはきっちりとたたまれており、アイロンがけも終わっている。
スラックスもしっかりとプレスにかけられていて新品のように綺麗だ。
一人でやっていた時は面倒くさくて適当だったからな。本当にありがたい。
まるで新妻のようにあらゆることに手が回るリリシスの気遣いに俺は毎日のように誰かがそばにいる幸せを味わっていた。
◇◇◇◇◇
「それにしてもフィリ。寝るのは別々という約束ですのに誠也様の寝室に潜り込むのは反則ですよ」
「それは誤解。フィリが部屋に入ったのは誠也を起こすため。移動したのもリリシスが来る十分前だった」
「起こしてないじゃないですか。シーツの中に潜り込んで」
「ちゃんと起こした。下半身を」
「起こすところが違うでしょう!」
ちなみにこの会話は朝食の席での出来事だ。
「まったく。梨紗さんが寛容だからって調子に乗りすぎです。あの人は我慢の人なんですから」
「いっそ梨紗もこっちに住めばいい。それにセーヤが慰めるから心配いらない」
「いやぁ、こっちに丸投げされてもなぁ。もちろん癒やすけど、梨紗も家族がいるし、店の手伝いもあるからな」
まあ目と鼻の先に部屋があるのでいつでも来られると言えばそうなのだが、梨紗は毎日一緒に寝るのは照れくさいとのことで大体エッチした後は自分の部屋に戻っている。
そういうイジらしい梨紗のこともあって寝室は別にしたのだが、いつかはみんなで一緒に住みたいとも思ってしまうのは贅沢だろうか。
「そうそう、今日からフィリも加美佐馬学園《かみさまがくえん》に通う」
「あ、転校手続き終わったんだな」
フィリはもともと通っていた芸能人御用達の学園からうちの学校への転校手続きを俺と結ばれた次の日に行いその準備が整ったらしい。
「それじゃあ先に行ってくるよ」
「はい、行ってらっしゃいませ、誠也様」
リリシスにネクタイを締めてもらい玄関へと赴く。
外へ出るとちょうど梨紗が玄関から外へ出てきたところだった。
「あ、おはよう誠也」
今日の日直は俺と梨紗なのである。
出席番号も近いため同じタイミングになったのは幸運と言えるな。
「それじゃあ行こっか」
「ああ」
梨紗はちょっと恥ずかしがりながら俺の手を握る。
通学の途中までせめて手を繋ぎたいというなんとも奥ゆかしい梨紗の照れ顔に萌えつつ、俺達は学校へ向かうため駅に赴く。
嗚呼、幸せだ。かくも素晴らしきハーレムライフよ。