本販売日:2024/08/23
電子版配信日:2024/09/06
本定価:825円(税込)
電子版定価:880円(税込)
ISBN:978-4-8296-4749-3
綾香……仕事のできない男を放っておけない爆乳の工場長。
芽衣……シャイで地味な眼鏡顔に淫性を隠す女事務員。
冬美……サーフィン好きでソフトSの色黒ヤンママ。
恵理子……甲斐性なしの夫のため、夜勤で働く健気な妻。
瞳……農家の閑散期だけパートで働くゆるふわな妊婦嫁。
辞令で飛ばされた田舎の食品工場で待つ人妻ハーレム!
第一章 工場長は強気な爆乳人妻
第二章 眼鏡の陰キャラ妻はお尻好き!?
第三章 関西弁ギャル妻の汗香る密着指導
第四章 ぽっちゃり妻との淫らな夜勤
第五章 妊婦妻との二人目の子作り作業
エピローグ
本編の一部を立読み
第一章 工場長は強気な爆乳人妻
(ああ……最近夜になるとダメ)
森下綾香は一人ベッドの中で悶え苦しんでいた。
(身体が火照ってきてどうしようもない……四十代は女性の性欲のピークってなにかに書いてあったけど、そのとおりだわ)
最近著しく、身体の芯から牝の熱い火照りを感じていた。湧き上がる情欲を抑えることができない。
(それに、今度配属されるのが若い男性社員なんて……)
綾香が工場長を務める食品包装工場に、東京本社から一名異動が通達された。
小池伸二、二十七歳。営業出身。学生時代は水泳部所属の体育会育ち。綾香は伸二の証明写真を思い出す。
(履歴書しか見てないけど、端正な顔立ちだったな)
高鳴る鼓動を確かめつつ、自分の胸を手で揉みあげる。
(くうん……だって、若い男性なんて久しぶりだもの)
綾香は家族と離れ、単身宮崎の工場で働いていた。高齢になった母の世話をかね、地元宮崎で働いている。夫は東京で働き、息子は関西の大学でひとり暮らしをしている。
(夫とはもう何年もこういうことしてない……)
身に着けている薄いネグリジェからブラの隙間に指を入れ、固くしこった乳首に触れる。
「ひんっ」
腰がピクンと揺れる。ネグリジェから、溢れんばかりの豊かな胸を力いっぱい揉んでいく。
(自分で言うのもなんだけど……私、こんなに大きな胸を持ってるのに……)
Iカップの乳房がムニュと形を変える。指の間から乳房の脂肪がはみ出す。
「ああんん……」
反対の手で、ショーツの中に指を入れる。
(ああ……やっぱり……すごく濡れてる)
牝の火照りを示す蜜が、膣から大量に溢れ出していた。
(だめっ。もう我慢できないっ)
身体を起こし、引き出しに手をのばす。男性器型バイブをつかんだ。
(最近こればっかり……宮崎に来てから、全く男性と触れ合ってないもの……)
綾香は仕事にも容姿にも自信をもっていた。東京では男性社員からもモテたし、学生時代も文武両道でクラス委員を任されるタイプだった。
しかし、宮崎で働きだしてから、男性とのコミュニケーションが完全に途絶えていた。
(私だってまだ、女盛りなの……)
つかんだバイブをまっすぐ見据えると、大きく開いた股の間に運んでいく。
(そう、そのまま……ゆっくりおちん×ん入れて……)
妄想の中で肥大化した肉棒を膣口に当てる。喉の奥を鳴らすと、膣内にバイブを挿入する。
「はふううんっ! もっと奥までっ!」
膣内のうねったヒダがバイブを包みこむ。気の強さを表す切れ長の瞳が、うれしそうに垂れ下がる。
(ああ……旦那のより大きいわ)
膣いっぱいにバイブが収まる。何年も交わっていない夫の肉棒と、脳内で比較してしまう。
「はあああんっ」
バイブを一定のリズムで、ぐちゅっ、ぐちゅっと前後に動かしていく。
(そう、その調子で動いて! 腰を使って!)
蜜の溢れた膣から、悦びの摩擦音がこだまする。バイブも使い慣れ、自分の身体が悦ぶペースを理解していた。
「はんっ、いいぃっ」
バイブを動かす手に合わせ、牝の悦びを求めるようにいやらしく腰が揺れる。ジュボッ、ジュボッと濡れた音が漏れた。
「あふううんっ。そこ、いいいぃぃ……」
綾香の低く深い喘ぎ声が放たれる。四十路女性の熱のこもった妖艶な吐息も漏れる。
(ああん、もっと欲しい……奥まで……一番奥まで入れて)
子宮口のジンジンとした疼きが止まらない。バイブを膣奥まで入れると、ジュブジュブッという湿った肉音が響く。
「ああああっ」
ドクンと腰が弾み、ベッドをきしませる。膣の快感が全身を駆け巡り、血が燃えるように熱くなっていた。
「ああっ……もうダメっ。イキそう……」
溢れ続ける愛液が、バイブをぐっしょりと濡らしていく。バイブを持つ手に蜜が染み渡る。バイブをいちだんと速く、膣奥までズボッと突き刺した。
「ああっ。いいっ、いいわぁっ」
グチュグチュとした膣の喘ぎ声が部屋中に充満していく。絶頂に向け、全身が一気に燃え上がる。
「奥までっ、奥までっ、奥まで入れてーっ……イッ、イイッ……゛イグーーーーーーー」
ビクンビクンと下半身が胎動を打つ。Iカップの大きな胸がプルプルと揺れ続けた。ぼーっとした頭の中で小池伸二が現れる。
「はあっ、はあっ、はあ……」
(……もう、何でこんなイイ女が一人寂しくオナニーしないといけないのっ)
綾香は愛液にまみれたバイブをベッドの横に置いた。再び履歴書をつかむ。
「小池、伸二……二十七歳か」
愛液に塗れたショーツを脱ぐと、下着ケースの新しいショーツに手を伸ばす。
「……」
いつものベージュ色のショーツを手にし、無言で見つめていた。
(……いいやっ)
ベージュのショーツをケースに戻す。別のショーツを身に着け、再びベッドに潜りこんだ。