とても都合のいいオナホ先輩5

 忘れ去られし旧神編

著者: 九龍城砦

電子版配信日:2024/10/11

電子版定価:880円(税込)

新進気鋭のお料理系配信者、四宮果穂の正体はツァトゥグァ神!?
偶然それを見つけたミント先輩と共に配信者の家へ向かったところ、
お世話係のアトラ神が企てた「全人類アクメ地獄計画」がなぜか勃発!
オナホ達との動画が世界に流布され、全人類が乱交状態に!
そして神々の地ドリームランドで待ち受けていたニャルラトホテプの宿敵、旧神ノーデンス。
人類の存亡を賭けて、爆乳で猫耳な神とのセックスバトルが始まる──
限界突破で暴走しつづけるオナホワールド、神々との戯れ編!

目次

1 ワーカーホリックな冥界蜘蛛と怠惰なもふもふひきがえる

2 家事全般がダメダメなドジっ娘Oカップ爆乳オナホのドスケベお料理チャンネル

3 口オナホを犯され尽くして恥ずかしいザーメンゲップをかますEカップ巨乳大和撫子オナホ邪神さん

4 リスナーに恥ずかしいところ全部見られるムチムチ駄肉大盛りOカップ爆乳メス豚オナホ配信者ちゃん

5 世界中をセックスの渦に落とす狡猾なムッツリ貧乳邪神ちゃん

6 色欲魔神の後輩くんを見定める猫耳のじゃロリNカップ爆乳オナホ旧神ちゃん

7 インスタントセックスで雑に性欲を解消するドスケベカップル

8 セックスは世界を救う

9 封印を解くためにたっぷり中出ししてもらう大いなるドスケベ邪神オナホール

おまけ 罰として拘束されおま×こをいじめ抜かれるクソザコ大和撫子オナホール邪神さん

本編の一部を立読み



1 ワーカーホリックな冥界蜘蛛と怠惰なもふもふひきがえる



 北部シベリア山の地下にあるとされている、地底世界クン・ヤン。
 その最下層である暗黒世界ン=カイの一角に、だらりと寝そべっている神様がいた。
『ふぁ……』
 頭部はヒキガエルを思わせ、身体はナマケモノとコウモリを足したような姿。クトゥルフ神話にて、比較的温厚な邪神として記されている邪神・ツァトゥグァ。
 大きなあくびをした彼──彼女?──は、気だるげな身体をのそりと起こした。
『暇ぁ……』
 つい先日、貢ぎ物──大量のよくわからない肉──を食らって、腹は満たされたばかり。
 となれば、次は別の欲求が出てくるというものだ。神様でも暇は天敵らしい。
『なんか面白いこと起きないかな……』
 かといって自分から動く程、ツァトゥグァは活動的なタイプではない。怠惰を貪る邪神から、アクティブな言動など出てくるはずが無いのだ。
『一歩も動かずに信仰を得られて、なおかつ面白いこと無いかな……』
 人間が口にしたら「世の中舐め腐ってんのか」とバチボコに怒られること間違いなしの独り言を呟き、ツァトゥグァはまたあくびをした。
 そんな彼の背後に、一匹の蜘蛛が忍び寄る。
『フフフ……お困りのようですね』
『ん……? あれ、アトラ……久しぶりだね』
 緩慢な動きで振り返ると、そこに居たのは同じく暗黒世界ン=カイに幽閉された神格、アトラック・ナチャだった。
 いつもは蜘蛛の糸で深淵の谷間に巣を作っている彼女が、どうしてこんなところに居るのだろうか。
『どうしたの、こんな場所まで来て。巣作りは?』
『ああ、コレは私の分身ですよ。本体は今も作業中です』
 相変わらずのワーカーホリックだな……と内心で呆れるツァトゥグァ。
 同じく土星からやってきた同郷として、彼女とは長い付き合いだ。少しくらい休めばいいのに、とは常々思っている。
『今日は暇してるであろうツァトゥグァさんに、良いものを持ってきました』
『なになに?』
 ごそごそと懐を探り、アトラック・ナチャは見慣れぬ板状の機械を取り出した。
 ツァトゥグァは見たことすらない機械。しかし人類の間ではかなり広まっている、その機械の名前は。
『テッテレ〜♪スマートフォン〜♪』
『なにそれ?』
 気の抜ける声と音楽を伴って、アトラック・ナチャはスマートフォンを差し出す。
 それを受け取ったツァトゥグァは、しげしげと興味深そうにスマートフォンを見つめていた。
『かたい』
 そして、おもむろに口に入れた。
『食べ物じゃないですよ!?』
 慌ててアトラック・ナチャが回収するも、最新型のスマートフォンは邪神の唾液でベッタベタに汚れてしまっていた。
 歯は立てていなかったため、液晶は割れていないようだ。不幸中の幸いと言ったところか。
『美味しくないね、それ』
『だから食べ物じゃないって言ってるでしょうが』
 この神格は昔からそうだ。食べることにしか興味がない、面倒くさがりのもふもふひきがえる。
 とはいえ、その性格こそが今回の計画にピッタリなわけだが。
『食べ物じゃないなら、何するやつなの、それ』
『フフフ……上手くいけば、あの頃と変わらない信仰を得られるかもしれませんよ』
 怪しい笑みを浮かべながら、アトラック・ナチャは八本の足で器用にスマホを操作する。
 それどうやってんの? とツッコむものは、この場には存在しない。
『よし、これで設定はOK……次は衣装ですね』
『んぁ?』
『この中から、気に入った人間を選んでください』
 懐から、バサリと大量の紙束を取り出すアトラック・ナチャ。
 それどっから取り出したの? とツッコむものは、この場には存在しない。
『食べたい人間ってこと?』
『まぁ、そんなところです』
 実際は違うのだが……詳しく話しても意味が無いだろうと言うことで、アトラック・ナチャは話を濁した。
『んー……どれも痩せてて美味しそうじゃないなぁ』
 ペラペラと紙束を捲りながら、ツァトゥグァは呟く。紙に描かれているのは、いわゆるモデル体型と呼ばれるスレンダーな美人たちの絵。
 人間社会では絶世の美女と呼ばれる女性たちであろうと、食べる部分が少なければ好みからは外れてしまう。
『おっ? これ! この人間いいかも!』
 紙束を捲っていた手を止め、一枚のイラストをアトラック・ナチャに差し出す。
 そこに描かれていたのは、おっぱいがめちゃくちゃ大きい女性──いわゆる、爆乳メス豚の姿であった。
『フフフ……お目が高いですね』
『うん! おっきくて食いでがありそう!』
『そうですかそうですか』
 怪しい笑みを浮かべ、アトラック・ナチャはイラストの上から紙に魔術刻印を描いていく。
『そぉい!』
『あびゃっ!?』
 そうして魔術刻印の描かれたイラストを、ツァトゥグァの顔面に貼り付けた。
 その瞬間、眩い光がン=カイの暗黒を一瞬だけ照らし、即座に消えた。
「んもー、何するのアトラー」
 そして光が収まったその場所には、一匹のOカップ爆乳メス豚が全裸のまま立ち尽くしていた。
 オレンジ色の短髪に、同じくオレンジ色の瞳。一糸纏わぬその裸体は、肉感的でエロスに満ち溢れている。
「んぉ? 何この声……何この手足」
 巨大だった自身の身体が、いきなり人間サイズまで小さくなってしまった。まぁ、一部は充分に大きいままなのだが。
「おー、これ人間の身体? さっき選んだ人間かな」
 急激な変化に、しかしツァトゥグァは慌てることなく思考を回す。
 右手でたっぷりと肉の乗ったデカケツを揉み、左手でたっぷりと脂肪の乗ったOカップ爆乳を持ち上げる。
「あはは、おもしろーい。全身ポヨンポヨンだ」
 もしも、この場に人間のオスが居たならば、恥も外聞も投げ捨てて思いっきりシコり始めただろう。
 目の前の光景は、それ程までにエロく、素晴らしいものだった。
「うんうん、いい感じの姿ですね。人間の情欲を極限まで煽る、素晴らしい姿ですわ」
 そんな光景を作り出している自覚のないまま、美少女と化したツァトゥグァはアトラック・ナチャが居た場所に目を向ける。
 そこには、セーラー服を纏った黒髪の古風な美少女が立っていた。
「あれ、アトラも人間になってる?」
「フフフ……この方が話しやすいかと思いまして」
 蜘蛛形態の時と同じく、怪しい笑みを浮かべるアトラック・ナチャ。
 しかし、美少女がするだけで不気味さよりも美しさが勝るのは、どういう原理か。
「いきなり人間の身体にするなんて、何するつもりなの?」
「なに、簡単なことですよ」
 手に持ったスマートフォンを操作し、アトラック・ナチャは告げる。
「これからあなたには──お料理系YouTuberになって配信をしてもらいます」
「ゆーちゅーばー?」
 リアルで人間の肉体を得た邪神が、YouTuberとなって人間社会に進出する──|V《バーチャル》Tuberならぬ、|R《リアル》Tuberとして。
 いや、それ普通のYouTuberやん……とツッコむものは、この場には存在しない。
「大食いってことは、食べ物いっぱい食べてもいいってこと!?」
「フフフ……ええ、もちろん。人間よりも美味しい食べ物を、お腹いっぱい食べさせてあげますよ」
「やったー!」
 子供のようにはしゃぎ、ブルンブルン❤と爆乳を揺らしまくるツァトゥグァ。
 彼女はまだ知らない。この先の未来にて、一人のオスに抱き潰されて、無様なメス豚お嫁さんオナホにされてしまうということを。
「さて、ではさっそく地上に行きましょうか」
「おー!」
 美少女の肉体を得た二人の神格は、意気揚々と地上へ侵攻を開始する。
 それがどのような結果をもたらすか、知る者はまだ誰も存在し得ないのだった。

2 家事全般がダメダメなドジっ娘Oカップ爆乳オナホのドスケベお料理チャンネル



「んぇっ」
 とある日の朝。大人しくテーブルに着いていた三峰《みつみね》ミント先輩が、顔をしかめて声を上げた。その手には、横向きになったスマートフォン。
 何か動画でも見ていたんだろうか。それにしては酷いしかめっ面だが。
「どうしたんですか、先輩」
 二人分の料理を手に、キッチンからリビングへ移動する。本日の朝食は、半熟の目玉焼きにベーコン。そして、新鮮なサラダとカリカリに焼いたトーストだ。
 いつもと違い、珍しく洋食風にしてみた。たまになら、こういった朝食もアリだろう。
「どうしたも何も……」
 眉をひそめて、先輩がスマホの画面を突き出す。
「ほらコレ! 見てごらんよ!」
 そこには、オレンジ色の髪をした美少女が映っていた。ふわふわとした短髪は、見るものに活発な印象を与えさせる。
 そんな美少女が白の清楚なエプロンをつけ、台所に立つ様はとても絵になっていた。
 まぁ、大多数の視聴者はそのエプロンを押し上げる膨らみの方に目がいっているのだろうが。
『じゃ、じゃあ、今日は春巻きを揚げていきたいと思いまーす……そーっと、そーっと……うぁっちゃぁ!?!?!?』
 画面の中、美少女は揚げ物を作るのに挑戦しているようだった。
 しかし、その手つきはお粗末と言わざるを得ない。あんな高いところから春巻きを油に落としたら、そりゃあ跳ねるに決まってるだろ。
 もしかして、バカなのか……いや、ただ不慣れなだけか。そういうことにしておこう。
『はぁ、はぁ……な、なんとか完成しました〜……え、調理はもういいから今度は食レポ? ま、まかせて! それなら大得意だから!』
 何とか春巻きを揚げきったオレンジ髪の少女だったが、既に疲労困憊といった様子だ。
 なんで揚げ物一品作るだけでそんなヘトヘトになってるんですかねぇ。流石に素人すぎるだろ、この子。
『じゃあ次はこれ、食べてみたいと思います! ふわぁ……美味しそう……! はむっ! ん〜! 最っ高!』
 小籠包、麻婆豆腐、春巻き、エビチリ、餃子、炒飯、肉まん、酢豚、担々麺──おまけにデザートとして胡麻団子と杏仁豆腐まで。
 明らかに裏で別人が用意したとわかる料理の数々を、オレンジ髪の少女は美味しそうに平らげていく。実に幸せそうな表情だ。
 この子はあれだな、食べることに幸せを見い出すタイプの子だな。健康的でとても好感が持てる。
「四宮果穂のお料理チャンネル……この子が、どうかしたんですか?」
 タイトルやチャンネル名から察するに、この子の名前は四宮果穂《しのみやかほ》というらしい。
 先輩以上の爆乳と、眠そうなタレ目がチャームポイントになってる可愛い子だと思うが……それだけだ。先輩が嫌そうな顔をする理由が、まったくわからない。
「この子、わたしと同じ神様だよ」
「えっ」
 思わず、声が裏返った。
「まったく、ツァトゥグァのやつ……いつの間にYouTubeなんか始めたんだか」
「神様でもYouTubeやる時代なんですね」
「大方、誰かに唆されたんだろうね……あの子は出不精な上にめんどくさがりだから、人前になんて出ないはずなんだ。ましてや料理なんて七面倒なこと、絶対にやらないはずだよ」
「えぇ……」
 先輩の言葉と、画面の中の少女が結びつかない。
 なんというか、別にめんどくさがりって雰囲気は感じないが。
「しかも、チャンネル登録者10万人を突破してるよ。三日前から投稿始めたばかりなのにね」
「み、三日で10万人って……」
「お料理系のチャンネルは伸びが良いからね」
 それにしたって凄まじい伸びだと思うけど。うわ、しかも現在進行系で増えてるし。
 画面を確認したら、ちょうど12万人を越えたところだった。恐るべし、お料理系チャンネル。
(うん……でもやっぱり、神様の力を使ってる感じはしないな)
 先輩やクトゥルフさんたちが力を行使した時のような、あの嫌な感じがまったく無い。おそらく、神様でも人間の作った電子機器をどうこうはできないのだろう。
 いや、時間や空間を自由自在に操る方が凄いのは、言うまでもないけど。
 つまり、この子は素の実力だけでチャンネル登録者を獲得してることになる。
「愛される才能ってやつですかね」
「いいや違うね、人気の理由はハッキリしているとも」
 苦々しい顔をして、先輩は声を上げた。
 確かに、この子が人気な理由は僕でもわかる。
「このおっぱいですよね」
「このおっぱいだとも」
 画面の半分以上を占領する、先輩に匹敵する超爆乳。目測だが、Oカップはあるだろう。
 強引に包んでいる白エプロンが、ミチミチと悲鳴を上げているようにも見える。
「服の上からでもわかる規格外の爆乳ですからね……そりゃ見ちゃいますよ」
 自分のスマホを開いて過去の動画のサムネイルを追ってみると、お料理シーンと爆乳がうまく調和しているのが見て取れる。
 どちらも突出しないようにして、色々な客層を取り込んでいるのだろう。あ、登録者が13万人になった。
「この用意周到さ、そしてプロデュース力……おそらく、アトラも一枚噛んでるだろうね」
「アトラ?」
「わたしの知り合いさ。重度のワーカーホリックなんだけど……いったい、どういう風の吹き回しやら」
 神様でもワーカーホリックになったりするんだな、知らなかった。
 いや、北欧でも鍛冶の神様とか居るし、仕事を司る神様なら不思議でもないのかも。
「ん?」
 と、色々と研究、もとい考察をしていたら、先輩が何かを発見したようだ。
 動画を何度も巻き戻し、同じ場面をジッと見つめている。
「なるほどねぇ」
 突然、したり顔になって笑顔を浮かべる先輩。
 前々から思ってたんですけど、その笑顔怖いんでやめてください。めちゃくちゃ冒涜的な感じがするんで。
「後輩くん、スマホを貸してくれるかい?」
「別に良いですけど……」
 ポケットからスマホを取り出し、そのまま手渡す。すると先輩はカメラを起動し、先輩のスマホに映った動画を撮り始めた。
 スマホのカメラで、スマホの画面を撮影してる感じだ。なんでそんなことしてるのかは、まったくわからないけども。
「やっぱり、そうだと思ったんだよ❤こんなドスケベな身体、活用しない手は無いからねぇ❤」
 数秒後、僕のスマホがQRコードを認識した。どうやら、動画の中に一瞬だけ映り込むように設定されていたようだ。
 そのコードによって、スマホの画面に、とある動画が映し出される。
『えーっと、これでいいのかな?』
 動画には、先程と同じ姿の四宮果穂が映し出されていた。
 しかしキッチンではなく、これから料理をしようという気配も無い。
「なんですか、この動画」
「ふふ❤すぐにわかるさ❤」
 先輩からスマホを受け取り、その動画に目を向ける。
『それじゃあ……これから、初めてのおなにー配信? っていうのをやりまーす』
 そして、画面に映る四宮果穂が発した言葉に、思わず面食らってしまった。
 こんな可愛らしくて明るそうな子から、オナニー配信なんて単語が飛び出てくるとは。
「おそらく、動画内の秘密に気づいた者だけが辿り着ける裏チャンネル❤と言ったところかな❤」
「そんなの、よく見つけられましたね」
「いやぁ❤アトラのことだから、こういう隠し要素は入れてくるだろうと思っただけのことだよ❤見事的中したけどねぇ❤」
 先輩は、さっきと打って変わって楽しそうに笑っている。そして画面の中の四宮果穂は、おもむろに服を脱ぎ始めた。
 上半身だけしか映っていないのが、余計に想像力を掻き立てられる。
『んしょっ』
 白いエプロンに押し込まれていたOカップ爆乳が、どたぷん❤と解放される。
 もちろんブラジャーなんて無粋なものは着けているはずもなく、綺麗な薄ピンク色の乳首が丸見えになっていた。
『えーっと、まずは乳首を弄っていきまーす』

続きを読む

電子版の購入

定価:880円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

電子版の購入

定価:880円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

本の購入

以下の書店でもお買い求めいただけます