なぜかモテまくる陽太の夢の修学旅行は、後半戦に突入!
お寺の茂みで、巨乳委員長の一色理奈からのパイズリ奉仕。
陸上部女子の姉川彩音とは、人目を忍んで立位で絶頂。
宿泊先のお風呂で、読者モデルの大倉美愛と中出し混浴。
さらに引率の小山内若葉先生が、熱心すぎる夜の性教育を!
でも片思いの相手、河合華蓮とは進展がなくて……
旅行後も一軍女子と関係する一方で、陽太のもやもやは続く?
加筆&全面改稿! WEBで大人気のハーレムノベル!
修学旅行三日目
1 巨乳な級長とお寺の茂みで
2 スポーツ女子と立位
3 読者モデルと中出し混浴
4 夜も教育熱心な小山内若葉先生
5 先生には全部お見通しだから
修学旅行最終日
1 伝えられない想い
2 帰りの車内は立ちバック
修学旅行、その後…
1 ヤリチンムーブは終わらない
2 秘密の放課後自習室
3 休日のエッチな勉強会
4 特別ゲスト登場からの……
5 修学旅行After
本編の一部を立読み
修学旅行三日目
1 巨乳な級長とお寺の茂みで
修学旅行三日目を迎えた。
僕たち一行は、朝食を済ませ、九時にホテルを発つと、近くにある上加茂神社に向かった。
「いいですか、皆さん。今回の修学旅行の目的は、ただ単に京都の名所旧跡を訪ね歩くだけではありません」
見学を前に、担任である小山内若葉先生が、僕たち生徒に厳しく言う。
「今回、訪れた寺社がいかなる歴史をたどり、どのような特色を持っているのかを余すところなく調べ上げ、レポートを作成しなければなりません。昨日、一昨日と訪れたところも含めて、そのことを肝に銘じて、しっかりと見ておきなさい」
真剣な表情で言い聞かせる先生に、僕たちは黙って耳を傾ける。
今回の修学旅行での僕たちのクラスのテーマは、「京都の歴史的寺社巡り」である。京都市内中心部にある歴史的な神社や寺院を巡り、そこがどのようなところで、いかなる歴史を経て今に至るのかを各班に分かれてレポートしなければいけない。
もちろん、他のクラスも似たようなテーマをもって今回の修学旅行に臨んでいる。
でも、実際のところ、そのテーマやレポートが、僕たちにとっては正直、面倒くさいことこの上ない。滅多に行けない京都に観光旅行に毛が生えたような感じで足を運びたいのに、学校としてはそんなことは容易に許してくれない。少なくとも、今、真剣な表情を見せる若葉先生は……
「若葉ちゃんって、どうしてこうも鬼のように厳しいんだか」
「あの級長だけでもきついのに、担任もこうだとやってらんないよ」
「そのくせ、二人とも、おっきいオッパイをしてすげぇ美人だもん」
「ちゃんと大人しくするから、その代わり、一回くらいヤらせろ……って話だよ」
阿久津や園田をはじめとする男子たちが、境内を歩きながら愚痴をこぼし合う。すぐ傍にいる僕──日高陽太は、彼らの愚痴を聞き流しながら黙々と歩く。
前方には、先導する先生の後ろ姿が見える。フォーマルジャケットをキチンと着こなし、ひざ丈スカートをはいている。…が、スカートの内側からは、安産型の美尻が否応なく浮かび上がる。スカート越しに浮き上がる先生のお尻にドキッとしてしまう。
「オッパイもそうだけど、お尻もたまんないよな」
「できることなら、すぐにでもチ×コをぶち込みたいぜ」
僕と同じく先生の後ろ姿を見ていた園田ともう一人の男子が、下劣なスケベ心をぶっちゃける。
(頼むから、その話はやめてくれよ。でないと……)
否が応でも耳に入るスケベトークに、僕は内心、困惑の声を上げる。
元から少なからぬスケベ心を抱えている僕だが、昨日、一昨日と、クラスの一軍女子たち──夢の中だけの華蓮も含めて──とエッチをシてしまったせいで、この手の話をされると、以前以上に体と心が敏感に反応してしまう。
修学旅行の初日、ホテル内の露天風呂を覗き見したことがきっかけで、僕は思いもしなかった事態に次々と遭った。
ある者から見ればうらやましくもあり、また、他の者から見れば、絶対にあり得ない、信じられないと思われることを……
クラスの一軍女子たちである大倉美愛、姉川彩音、そして、一色理奈とのリアルでのセックス。
特に理奈の場合、ロストヴァージンまでやってのけてしまった。
しかも、彼女たちとのセックスは、この初日だけではなかった。二日目である昨日も、見学先や宿泊先でヤったのだ。ついでに言えば、同じ一軍女子にして、僕にとって大本命である河合華蓮とも夢の中で……
世界遺産にもなっている古社の境内にいるにも関わらず、あの時の光景を思い出してしまい、図らずも勃起してしまう。それでも、何とか勃起を抑えながら、楼門をくぐっていく。
やがて、神社内の細殿の前に着いた。細殿の前には、清めの盛り塩の起源とされている立砂がある。
「おい、日高、あの立砂、壊してこいよ」
「バカ、そんなこと、絶対できるわけないだろ」
無責任にけしかける阿久津に、僕はすぐに拒絶の声を返す。
阿久津を避けながら、説明に耳を傾ける女子たちに目を向ける。一緒に説明を聞きながらも、女子たちの輪の中にいる河合華蓮を何度もチラ見する。
昨日の見学の時のやり取りと、昨晩…というか、今日の夜明け前まで見たあのエッチな夢が、続けて僕の脳裏に浮かぶ。
美愛、理奈、そして彩音と、他の一軍女子たちとは一度ならず二度、三度とエッチしたけど、華蓮だけはまったく…と言ったところだ。
僕の中では一番、大好きな娘なのに……いや、むしろ、一番好きだからこそ、他の娘のようにいかないのかもしれない。
そんなことを心に抱え、ひそかに悶々としながらも、上加茂神社での見学を終える。
「すごぉい、やっぱ本物は格別だわ!」
「水面に映る〝逆さ金閣〟も乙なものね」
金色の舎利殿に感嘆とする美愛の横で、彩音がクールであるが感心したかのように言う。彼女たちの目の前には、金閣寺こと舎利殿とすぐ目の前にある鏡湖池の水面に映る〝逆さ金閣〟がある。
僕たち一行は、池を隔てて金閣寺を眺めている。上加茂神社を後にし、本日の見学先での一番のメインとなる金閣寺に足を踏み入れている。
「一度、焼失してしまったのが信じられない」
僕の近くにいる級長が、舎利殿を見据えながら感嘆の声を漏らす。
「おい、金閣寺、燃やして来いよ」
「だから、そんな冗談、受け入れられないって言ってんだろ」
「何言ってんだ? 金閣を燃やした男として歴史に名が残るんだぜ」
「三軍以下として頭を抑え付けられ続けた鬱憤を晴らすには、これしかないって」
真剣に見学をしているクラスメートたちの傍で、僕の左右にいる阿久津と園田が、またもとんでもないことをけしかける。
「ふざけるな。そんなことをしでかしたら、余計、俺の立場が悪くなって…」
「日高君」
苦言を返そうとした僕に向かって、女性の声が叱り付ける。気づくと、向こうのスタッフによる説明が一時、中断され、若葉先生が僕をにらんでいる。
「大事な話をしている最中なのに、一人でブツブツ言わないで」
せっかくの美貌を険しくさせながら僕を叱責する。途端、クラスメートたちが呆れながらドッと笑い出す。そもそもの元凶である阿久津と園田は、思いっきり僕のことを知らんぷりする。一人だけ赤っ恥をかかせられ、苦りきった形相の奥で気持ちをモヤモヤしてしまう。
その後、一通り、境内を見て回り、話を聞いた後、少しばかり自由時間となった皆、思い思いに、さっき足を運んだところに再び、出向いて行ったり、茶所で和菓子を食べたりしている。
かく言う僕はというと……
「ちゃんと撮ってよ」
舎利殿を背に立っている大倉美愛が、目の前でスマートフォンを構える僕に向かって言う。
美愛だけじゃない。若葉先生を真ん中に、その左右に美愛と一色理奈がいる。そして、彼女たちの隣、左右両端に、姉川彩音と河合華蓮がそれぞれいる。
美人担任教師とクラスの一軍女子全員が、金閣寺をバックに記念撮影をしようとしている。僕はその撮影係として駆り出されたわけだ。ちなみに、今、僕が手にしているのは理奈のスマートフォンだ。
レンズを彼女たちに向け、ディスプレイにちゃんと収まっているのを確認すると、シャッターのアイコンをタップする。これを二回ほど繰り返す。
撮影を終え、先生と美愛たちが僕を取り囲む。僕が手にしているスマートフォンには、金閣寺をバックにして立っている美愛たちと先生の姿がちゃんとフォトに収められている。皆、笑みを浮かべ、穏やかな表情をしている。
「日高君、あなたもちゃんとやればできるじゃない」
「僕だって、これぐらいのことはやれますよ」
先生にそう言い返すも、正直、とても嬉しい。何かあれば、怒られ、注意されてばかりだったからだ。
他の皆が散策に向かう中、僕は理奈にスマートフォンを返す。
「ありがとう、日高君」
「お役に立てて、僕も嬉しいよ」
級長からの感謝の言葉に、僕は表情を綻ばせて言い返す。すると、理奈は僕をまっすぐ見つめながら、何故か頬を赤らめてくる。理奈の様子に、僕は不思議に思って首を傾げる。
「ねぇ、ちょっとばかり付き合ってもらえるかな?」
理奈が辺りをはばかるかのように呼びかける。そして、理奈に引っ張られるようにして、ある場所へと向かう。そこは、境内の一角にある夕佳亭の手前だ。辺りに誰もいないのを確認し、一緒に茂みの内側へと入る。
夕佳亭の裏の茂みの中で、僕は仁王立ちしている。僕の目の前には、理奈がひざまずくように身を屈めている。しかも、着ている制服のブレザーと白のブラウスをはだけさせ、裸の胸をさらしている。一方の僕も、制服のスラックスの中から肉棒を取り出す。
「ヤバいよ、級長。こんなところ、誰かに見られたら」
「静かにして。誰か見たり、来たりしないかどうか、周りを見てて」
困惑の声を上げる僕に、理奈はいつもの厳しい調子でそう言い返す。そして、そのままパイズリを始めてしまう。
今、僕たちがいるところは、観光客でも容易に足を踏み入れないところだ。元々、茂みが大きく茂っている上に、建物のちょうど真後ろだから、普通であれば人目につくことはない。それでも、もし誰かに見られたら……という万一の不安で気持ちが落ち着かない。そんな僕の心境を反映してか、理奈の胸中にある肉棒がガチガチになっていく。
理奈にとっては二度目のパイズリになるが、左右からの肉圧と上下に繰り返される摩擦は、前回よりもさらに強まっている。余裕もって長々とヤる状況ではないのは、彼女も同様だ。
そもそも、どうして今、ここでこんなことをするのか?
「誰も見てない?」
「うん、今のところ、誰の姿も見えないよ」
「本当?」
「ホントだよ。…っていうか、どうして、今、こんなことを?」
「もし、好きな人ができて、その人とセックスする時に備えて……
「それなら、わざわざ今、ヤらなくても」
僕がそう言い返すと、理奈は何も言わず、パイズリに集中する。観光地の一角で事に及ぶリスクはとても半端じゃない。クラスの級長を務める一軍女子の理奈が、万一、バレたらかなりのダメージを被る行為に臨む理由が、僕にはどうしても理解しかねる。
(まさか、僕のため、さっき記念撮影を手伝ってくれたお礼のため……じゃないよな)
内心、戸惑いの念をつぶやくも、納得のいく答えが全然、見つからない。そんな僕の心に関係なく、僕の体は、美少女クラスメートの肉の奉仕に素直な反応を見せる。
理奈の胸中にうずもれていた肉棒は、痛いくらいにいきり立っていく。肉の谷間からは、カチカチに硬くなった先っぽが頭を出してくる。絶え間ない肉圧と繰り返される摩擦が、この上ない刺激となって僕の神経を伝う。
既に僕のナカでは、欲望がグツグツと煮えたぎって止まない。誰かに見られる危険と背中合わせの状況に、僕の心は今までにないくらいに昂っている。正確に言えば、これ以上はない不安で動転しかねるといったところだ。
理奈はなおもパイズリを続けながら、ペロッと舌を出す。理奈の舌先が、ガチガチに硬くなっている亀頭を舐め回す。どこで覚えたかわからない技巧に、僕はつい驚愕し、額に冷や汗をにじませる。
「きゅ、級長、ヤバいってそれ……!」
僕がたまらず困惑の声を上げると、
「日高君、遠慮しないで、出すなら今すぐちゃんと出して」
理奈はパイズリをペースアップし、僕の先っぽを舐めながらそう言い返す。明らかにうながすかのような呼びかけに、僕のナカの欲望はうねりを上げ、いつでも噴き出せる状態にある。正直な話、これ以上は我慢できそうにない。
「ダ、ダメだ、理奈……出る……!」