昼休み、一段飛ばしで登った屋上へと続く階段の踊り場で──
平凡な俺・宮地康示は、校内で絶大な人気を誇る石斑舞と、
恋人関係でもないのに、濃密なキスで繋がっていた──
Hカップの乳房で密着ハグされて、勃起を指でカリカリと刺激され、
ゴム越しの素股しか許してくれなくて、でも最後は一緒に絶頂した秘密の時間。
授業開始の予鈴が聞こえている踊り場で舞は囁く「もう一回だけキスしよ」
キスを超えてどこでもいつでも繋がる二人だけの淫らな日常。
2000年代のWEB小説界が生んだ奇跡! 青春イチャラブ小説の超傑作!
第一話 昼休み、階段の踊り場で
第二話 休日、俺の部屋で
第三話 掃除をさぼって、校舎の裏で
第四話 土曜日、舞の家のリビングで
第五話 何よりも愛しい運命の人
第六話 夏休み、真夜中の午前二時
特別編 はじめて~アタシのなかに一番に入るもの
特別編2 おしおき~今日はドスケベ同級生メイドの日
本編の一部を立読み
第一話 昼休み、階段の踊り場で
喧騒の中を歩く。
廊下には飯を食い終えて暇を持て余した同級生が溢れ出し、各々が好きな話題で盛り上がっている。中にはふざけて喧嘩のような行いをしてる連中もいるが、関わり合いになるつもりはない。
ガヤガヤと落ち着きのない騒めきの中を無言で通り、俺は階段を一段飛ばしで駆け上がる。少し急いでいるからだ。途中で階段を下りてきた女子生徒とぶつかりそうになるが、回避。文句がありそうな顔をしていたが、いちいち口に出してやり取りする暇を惜しんだのか、睨んだだけでそのまま降りていってしまう。少しだけ苛立つが、俺にも非はある。気持ちを静め、また駆け上がる。
そうして階段の踊り場を五度、六度と踏み抜いてゆき、屋上に通じる七つ目の踊り場が見えてきた。屋上は通常時において生徒の出入りを禁止しているため、扉には鍵がかけられている。だが、その扉の前の踊り場はコンクリートの壁でL字に囲まれており、最上階ということもあってやましいことをするにはうってつけの場でもあった。
そんな場所に息を切らしてまで向かうのには、当然理由がある。踊り場に到着し、乱れた呼吸を整えながら横を向く。そこには、一人の女子の姿があった。
「遅い。十分も待たされたんだけど」
「……悪い。遅くなった」
壁に背を預けて立っていたのは、俺をこの場に呼び出した女子。名前を『石斑舞(いしむらまい)』といい、同じ二年三組に所属するクラスメイトだ。彼女はクラスでも一目置かれる存在であり、頭脳明晰、容姿端麗。同級生の男子内で「付き合いたい女子ランキング」の堂々一位を冠する女子生徒である。
少し吊り気味な目尻と、整った目鼻立ち。丁寧に梳かれ磨かれた髪。豊満なバストに引き締まったウエスト、目に見えて形の良いヒップなど、男子の理想とする女子像としては非の打ち所がないと言える。
だが彼女が一目置かれている理由としては、その性格の冷たさにもあった。
友人はいるし雰囲気もいいのだが、それはあくまで友人というカテゴリー内にいる人間に対してのみ。知人程度の認識しかない相手には割と冷ややかな態度をとる。その抜群の見た目から先輩後輩かかわらず告白されているようだが、いずれもバッサリと断っている。いわゆる、クールビューティーという言葉が当てはまる女子。それが石斑舞だ。
では、そんな彼女が何故俺を人目のつかない場所へ呼び出したのかというと。
「昼休みあと二十分しかないじゃん」
「だから悪かったって。けど、遅れたのも理由があって」
「そういうのいいから――んっ♡」
遅れた理由を話そうとする俺に耳を貸さず、彼女は俺の頬に手を添え、唇を押し付けてくる。そう。これこそ、彼女が俺を呼び出した理由。人目を避け、俺とキスするためである。
「んっ♡ んれぇ♡ ぁむっ♡♡ ちゅっ♡ ちゅぱっ♡ はぁ…♡ れるれるれるぅ♡♡ んぁ♡ ちゅぴ♡ くちゅ♡ べぇ…♡♡ んぅ♡ ちゅぅ♡ んもっ♡ ぢゅぅ……んぱぁっ♡♡」
舞は俺とキスするために背伸びをしており、不安定になるのを防ぐためにガッシリと俺の頬を掴んでくる。最初は唇を押し付けて柔らかさと温もりを伝えるキスだったが、我慢できなくなったようで無理やり口を割って入り、舌で口内を舐め回し始めた。
俺も舞の舌に合わせて舌を動かし、互いの唾液を交換して味わう。ふわっと香る舞の体臭が俺を興奮させる。懸命に動く舌と、遠慮も躊躇もなくくっつけている唇から漏れ出る官能的な音が、より刺激を高めていくようだ。
などと思っているうちに舞が舌を抜き、唇を放して俺を睨みつけてきた。
「ハァ…最悪。アンタ、お昼に何食べたの? この味、もしかして焼きそば? ありえないんだけど。ホント無神経だよね。おまけにやったら苦いし…コーヒー飲んだでしょ、マジ最悪。せめて歯は磨いてきなさいよ」
「いやだから、ゴメンて。急げってRINEよこすからさ」
「だからってご飯は食べて歯は磨かず来たっての? デリカシーとかエチケットの問題じゃん。何するか分かってるんだからさ、最低限のマナーとして気を遣うくらいしてくんない?」
「……次からは気を付けるって」
どうやら彼女は俺の口を舐め回したことで、食べカスや残った風味にご立腹の様子。だがそれは許してもらいたい。友達とダベりながら飯を食ってたら、いきなりRINEに『屋上手前の踊り場、三分以内で』なんて連絡が来たのだ。こっちだって腹減ってたし、かといって待たせ過ぎたら怒られるのは目に見えてる。だから俺は手早く食べられる焼きそばパンをコーヒー缶で押し流して急いで来たのだ。それで怒られるのならどうしようもなかろう。
下手に言い訳して長引かれては困る。素直に引き下がって改善を約束する。舞は俺の返事に一応納得したのか、ボブカットの髪を耳元へかき上げ、頷く。
「分かればよし。アタシも我慢するから、ほらっ。んー」
「今度は俺から?」
「当たり前でしょ。時間ないんだから、早く」
機嫌を直してくれたようで、舞は手を広げて俺を迎え入れる体勢で目をつぶった。次は俺からしなけりゃならないようだ。時間がないと分かってるなら、お説教は後にしてもらいたかったが、ぐっと飲み干す。
俺は舞の髪を右手で梳くように抱えながら、彼女の形の良い唇に自分の唇を重ねた。
「はいはい……んっ」
「んみゅ…♡ ぷぁ♡♡ はぁ…♡ んちゅ♡ ちゅぅぅ…♡」
ぷるぷるの感触と人肌の温もりを唇から感じ、そのまま舞の唇を舌でなぞるように舐め、口内へ突き込む。口端をすぼめたり膨らませたりするので、舞の喘ぐようなエロい息遣いがすぐ近くから聞こえ、否応なしに我が愚息が反応して硬直し始めてしまう。
「ちゅぱっ♡ はふぅ…♡ ぁん、もう硬くしてんの? はやっ♡ ふふ……んちゅ♡ んれぇ♡」
ほぼ密着してディープキスしていたせいで、舞にも俺の勃起の前兆が伝わってしまう。彼女は俺の固くなり始めた愚息を細くしなやかな指でズボン越しに撫でる。さすってさらに勃起を促しているような動きに興奮した俺は、チロチロとつつき合っていた舌を引っ込め、舞の舌を唇で挟んで吸い上げた。
「んっ。じゅるるるるぅっ!」
「ぇあっ!? あっ、へぇぁ…♡♡ んぼぉぉぉ…♡♡ んふぅ…♡ んっ♡ ぇおぉぉぉ♡♡」
頭の中に水気を含んだ淫靡な音と、舞の艶めいた吐息が流れ込んでくる。ひたすらにエロい。このベロ吸引は舞のお気に入りで、こうするとたちまち機嫌が良くなる。薄目を開けて視界いっぱいに広がる舞の顔を見つめるが、やはり綺麗だ。カワイイ。同級生たちの言う、付き合いたいランキング一位も頷ける美少女具合だ。
そんな彼女はいま、俺のチ×コをズボンの上から撫でながら、舌を吸われてよがっている。男としてこれほど興奮するシチュエーションはあるまい。彼女にフられた男たちは、夜ごと夢の中でこの身体を好き放題して鬱憤と性欲を晴らしているのだろうが、俺は違う。
こうして、石斑舞という誰もが認める美少女の唇を奪い、興奮を共有しているのだ。
「じゅるる……ぶはぁっ! ふぅー、ふぅー。どうだ、舞?」
「ぇへぇ…♡♡ ほ、おぉ…♡ じゅづづ、んくっ♡ はぁ…♡ やっぱアンタの唾液苦っ」
「だったら飲まなきゃいいじゃん」
「苦いのは嫌だけどさ。でも男子って、こうやって飲んだ方が嬉しいんでしょ?」
「……まぁ」
「答えじゃんその反応。ま、アンタおちん×んしゃぶらせる時も飲んでほしそうにしてるしね~? 精液飲むよりはまだ楽だわ」
銀糸の橋を指で掬い取って口に含み、わざとらしくじゅぽじゅぽと音を立てて唾液を舐め取る舞。彼女の言う通り、こっちが出した体液を目の前で吐き捨てられるのは心にくるものがあるのは否定しない。飲んでくれるというなら喜ばしいことだが、無理はしてほしくない。
そう思っていると、舞の左手がズボンの膨らみをいじらしくなぞり、嘲笑うように呟いた。
「キスする度にカッチカチにしてさぁ? 堪え性とかないわけ? 昨日だってアタシん中にあれだけ射精したのにもうこんなになってるし……性欲エグくない? バカなんじゃないの?」
「あの、けなすんなら手の動きを止めてもらってですね」
「え、止めちゃっていいの?」
「指じゃなくてですね、あのぉ…」
「……あぁ。そういうことね。マジ頭ん中エロいことばっか詰まってるよねアンタ。別にいいけどさ。んー、時間は……あと十分くらいか。なら結構できそう。けど口でするのはイヤだし、胸も準備と後始末がメンドいしなぁ。ねぇ、どうする?」
唾液の循環交換を堪能した舞は、ズボンを内側から盛り上げる俺のチ×コとスマホの時間表示を交互に見つめると、悪そうな笑みで俺を見つめてくる。どうする、などと尋ねてきてはいるが、その実どうするのか見抜いているに決まってる。毎度毎度、俺が我慢できないのをよーく理解してるからだ。試すような言い方しやがって。
しかし、愚かしくも我が息子は眼前の美少女の指先がもたらす微細な動きに対し、バカ正直に反応してしまう。我が分身ながら愚直過ぎん? まぁ舞ほどの美少女がヌいてくれるっつんだから期待するのも仕方ないとは思う。
クソ。しかもこの女、選択肢を絞ってきやがって。
フェラチオはしてもらいたいが、自分のチ×コを含んだ口でキスされたくないって前に俺が拒否ってから休日以外は基本しないことになったし。パイズリも、舞の同年代の女子からは抜きんでたHカップという爆乳でされるのは最高なんだが、舞自身は「疲れるし汚れるしダルい」ともっともな理由でしたがらない。
なので、こういう場合に彼女が取る手段は、実質一つのみ。
「どうするも何も、お前最初っから素股以外させる気ないだろ…」
「正~解~。アンタも分かってたくせに」
「この展開何度目だと思って…スカートをヒラヒラさせんな」
「チラチラ見てんのバレバレだし。や~いスケベ~♡」
煽るような口振りと共にスカートの裾を指でつまんでヒラヒラ動かし、底意地の悪い嘲笑の顔を向けてくる。
学園指定の膝丈より少し長めの厚い布地が護っている内側の部分を、敢えて見せてこちらを刺激するやり口が汚い。ニヤニヤと笑いながら白レースのパンティーをわざと見えるようにスカートを動かすビッチ染みた手法だが、これに反応しない男なんているわけない。股間の膨らみがさらに増していく。
バカにするような物言いにカチンとくるが、否定しきれるわけもなく。嫌味で返して少しでも溜飲を下げるしかない自分の立場の弱さよ。
「そりゃ学園一の美人が素股でヌいてくれるんだ、スケベで結構」
「………」
「舞?」
「……時間、ないから。早くちん×んだして」
嫌味というか事実だなコレ。ただ舞としては俺の返事、というか狼狽しなかった反応が不満なようで、会話を打ち切られてしまう。
いやぁ、それにしても……見れば見るほど美少女な舞の口から「ちん×んだして」なんて言葉が聞けるとは。マジでスケベ役得だわ。これから起こることに期待とムスコが爆発しそうだ。
俺は促されるままズボンのジッパーを下げ、パンツの前側の切れ込みからチ×コを露出させる。既に七割方勃起していたチ×コは、ブルンッ! と空気を掻き分けて窮屈な衣服の枷から解き放たれた。
「じゃあ、ゴムつけるね」
「このまんまだと突っ張って痛むんだが」
「分かってるわよ。ローションないから、ツバでもいい?」
「全然良いよ。むしろローションよりいい匂いしそう」
「バカ。もう、ホントにバカ♡ んれぇ……ん」
外気に触れ震えるチ×コにそっと手を添え、少し顔を赤らめた舞が口内の唾液を垂らす。透明の粘液がかけられたチ×コから早速快感が脳へ送られてくる。ふにふにの手の暖かさと、やや冷えた唾液の滑りの異なる感触がチ×コを優しく包み込んだ。
「んっ、ふっ…。コレ、手コキっていうんだっけ? 気持ちいい?」
「おう…気持ちいい。けど、もうちょい力入れて握ってもいいぞ」
「こんな感じ…?」
「あぁ…! それイイ!」
「これくらいがいいんだね…んしょ。ふふっ。まだ準備なのに感じてんのウケる」
くちゅ…♡ くちゅっ…♡
唾液を潤滑油に、舞の手が俺のチ×コを扱いている。優越感と快感が混じり合ってヤバい。右手でチ×コをシコシコと扱きながら、左手でスカートをたくし上げてのオカズ提供を忘れない小悪魔ぶりが、興奮を加速させる。
でもコレ、舞の言う通り準備段階なんだよなぁ。あくまでこの手コキはゴムをスムーズに装着させるための行為であって、搾精目的ではない。それがかえって背徳感を増幅させている感じがするのは、俺の気のせいだろうか。
「先っぽ膨らんできた…うわぁ。何度見てもグロいよねぇ、見た目がさ」
「ぐっ…! 女のマ×コも無修正で見たら大概だろっ…!」
「えー? コレほどじゃなくない? じゃあなに、アタシのもグロいって思って舐めてたわけ?」
「いや、舞のはビックリするぐらい綺麗で驚いたが」
「っ…! こ、こんぐらいでいいでしょ!? もうゴム付けるから!」
舞と性器のグロさについて語り合っていたら、気分を害したのか至福の手コキタイムが打ち切られてしまった。やはり下手なことは口にすべきじゃなかったな。
でも舞の女性器は陰毛も丁寧に整えられてたし毎日綺麗にしてるようでカスや垢、悪臭もない肉感的なピンク色で正直エロスの塊にしか見えんかった。そりゃAVとかでモザイク処理されてるやつに見慣れてりゃナマモノ的な見た目の本物はグロく感じるかもしれんが、舞のはそういった引く要素とは無縁の可憐なマ×コでした。
なんで知ってるのかって? そりゃ何度も拝んだし舐めたしチ×コ突っ込んでるからだよ。
目の前の美少女のマ×コにチ×コ突っ込んで射精したことがある、という事実だけでも勃起モンですわ。いやもちろんゴム付けてたけどね。それでも、他人が知らない秘所を俺だけが知ってるってのは興奮する。
舞との情事を思い出していると、彼女はいつの間にかゴム――正式名称ではコンドームを取り出し、俺の勃起したチ×コの前にしゃがみ、装着させようとしていた。
「はい、腰を軽く突き出して」
「……前より手慣れたな」
「当たり前でしょ? 何回してると思ってんのよ。ん、できあがり」
ゴムのリング部分を唾液塗れになったチ×コの亀頭にあてがわれ、そのまま腰を突き出すことでスムーズな装着が完了する。蛍光ピンクのスキンに包まれ、少し窮屈だ。
「あと何分?」
「あー、っと……七分」
「マジ? えぇ…。じゃあ二分で射精しちゃってよ」
「簡単に言ってくれるな」
「はぁ? イくのなんて簡単でしょ? 股に挟んでずりずりするだけなんだし。ほら早く」
スマホで時間を確認すると舞が焦りだした。スカートをまくり上げ、ショーツと太もものデルタゾーンを惜しげもなく晒し、そこにゴムを付けたチ×コを導くように手で誘う。
簡単に言うなとは言ったが、実際舞の素股で二分持ったことあったかな…? 気持ちいいし声はエロいし良い匂いはするしで、一分程度ですぐ射精してしまった記憶しかないんだが。まあ早くしろって言われてるんだし、早い分には良い…のか? 男のプライド的にはちょっと歓迎できないなって思う。あ、舞さんが睨んでらっしゃいますね。
「んじゃ失礼して…って、パンツ脱がんでいいのか?」
「脱いだり穿いたりメンドいし。このままでいいよ」
「さよですか」
念の為の確認も済ませたし、遠慮は無用。舞の腰を掴んで抱き寄せ、白レースのパンティーより下にゴム付きチ×コを突き入れていく。やはり濡れてない分だけうまくいかないが、無理やり掻き分けていく感覚がしてこれはこれでいい。
肉付きの程よいむっちりした太ももを、硬くなった海綿体の塊が突き進む。舞の身長が161センチ、俺が172センチなので少し膝を曲げなきゃならないのが辛いが、それ以上の快感が下半身を駆け抜けていく。
「やっば…! あったけぇ…!」
「んっ…硬いのきてるぅ♡ あはっ、おかえり~♡」
「なんだそれ……ぅくっ!? 太ももキュッてしたろ今!?」
「だって早く済ませたいし。んっ♡ ちょっと、腰強く掴み過ぎ!」
「あ、あぁ。悪い」
亀頭とカリ首がショーツと太ももを往復する度、ゴムごと引っ張られる感覚と舞の微かな吐息が股間を熱く滾らせる。性欲が高まったことで力んでしまったようで、舞から掴む力が強過ぎるとのお小言が。すぐさま謝り手を放すと、微笑んだ舞が俺の手を取り、そのまま…。
すっ…ふにゅっ♡
「お、おい!?」
「お尻なら強くてもいいよ……んふっ♡ やぁん♡ 早速揉むなぁ♡」
「だっていいって言うから」
「言ったけどぉ…♡ そんないきなりとは思わな、ぁん♡」
まさか手を尻へ誘導されるとは思わなんだ。こっちならいい、とか言うからそのまま両方の尻たぶを揉ませてもらったが、やはり触り心地は極上という他ない。
クロッチ部分の手触りもいいが、やはり舞の尻の温もりと沈むような柔らかさには敵わない。チ×コを正面から股の間へ差し込みながら、尻を両手で好き放題に揉みまくる。うーん、至高の贅沢。
加えて俺の手を尻へ誘導した舞が、俺の首へ手を回しながら赤くなった顔でエロい吐息交じりに喘ぐもんだから興奮が最高潮に達しそうになってる。自然、腰を振る速度も早まってきた。
ずっ…! ずっ…! ずっ……くちゅっ♡
「んんっ♡ んふぁ♡ ぁう♡」
「いま、くちゅって音しなかったか…?」
「ばっ、バカぁっ♡ いちいち、言うな、もぉ♡ はぁん♡」
腰を振って素股を堪能していると、なにやら水っぽい音が混じりだした。そのことを指摘すると舞は先程よりも顔を赤く染め、罵倒の言葉を口にする。おまけに吐息の艶が増しているようにも思える。あー、なるほど。
「さては舞も感じてきた?」
「うっ、さい♡ バカ、バカバカっ♡ んぃ♡ あぁ♡ ふぅっ♡ んふぅ♡」
「おー、濡れ濡れじゃん。パンツ湿らない?」
「冷静に見てないで早くイけよバカっ! あっ♡ お尻ギュッてすんの反則♡」
流石に自分の性器の入口付近を硬い棒状のモノで何度も擦られれば、女も快感を得るみたいで。実質互いの身体使ったオナニーと同義だろ素股なんて。
怒気のこもった口調で罵られたので、お返しに強めに尻を揉みしだいてやった。すると実にいい反応をしてくれる舞。尻揉まれて股をチ×コで擦られて気持ちよくなってるのが恥ずかしいから、顔を背けてるのがまたいじらしくて可愛い。ズンズンと腰を打ち込む度にボブカットの髪が揺れ、汗と体臭の混じった甘い香りが鼻腔をくすぐる。
口端から涎を垂らしながら小さく喘ぐ彼女はこちらを見上げ、潤んだ瞳で訴えかけてきた。
「はぁ♡ はぁ♡ んっ♡ あっ♡ あんっ♡」
「なに? またキスしたくなったか?」
「んはぁ♡ 違っ…あぁ♡ 違う、けどっ♡ ふぅっ♡ こえ、声がもれちゃうから♡ ぁん♡ だからぁ♡」
「キスで口塞げってこと?」
「そ、そぉ♡ バレちゃうかも、だからっ♡ 早く♡ 早くキスしてぇ♡♡」
「言ってんじゃん…ぐっ! あぁヤバい、射精そう……っ!」
「いいから早くぅっ♡♡」
腰を打ち付け合う度、肉感的なものの弾ける音が踊り場に響く。パンッ! パンッ! という音と、噛み殺したような舞の蕩けた声と吐息。二人の呼吸は荒く早まりながらも距離を縮めていき、互いに我慢の限界を迎えたところで一つに絡み合う。
「んっ! ふぅっ! ふむっ…! んんっ!」
「んー! んっ♡ へぇぅ♡ ぁむっ♡ ふぅー♡ んぶぅ♡♡」
二人の身体が重なり合い、鼓動を共有しているかのような錯覚に陥る。舞とシている時はいつもこうだ。性欲の歯止めが効かなくなる。だが、それは向こうも同じらしい。
必死に俺の唇を啄み、舌を舐り、唾液を嚥下する美少女が視界を埋め尽くす。この学園の、いや。世界の誰も見たことがない彼女の姿を、俺だけが独占している。俺の腕の中で喘ぎ、俺の逸物で甘い声を漏らす様を、他の誰も見られない。この優越感こそ、最高のスパイスだ。
もう残り時間のことなんか頭の中にはない。残っているのは、眼前の美少女と快楽を貪る。ただそれだけ。
「ふぅー! ふぅー! 射精す、ぞっ!」