本販売日:2025/04/23
電子版配信日:2025/05/02
本定価:1,111円(税込)
電子版定価:1,111円(税込)
ISBN:978-4-8296-4800-1
(決めた。母さんを僕だけの女にするんだ)
危険な願望を募らせ、禁忌の一線を越えた祐希。
母の濡れた柔襞を味わい、子宮に放つ白濁液。
焦らし責め、放尿プレイ、浣腸&アナル姦……
M性を開発され、息子好みの穴妻になった真弓は、
悦楽の果て、自ら躾けを乞う牝犬に堕ちていく……
第一章 変わり始めた母と子の関係
1 若き牡の目覚め 2 熟れた母の吐息
3 禁忌の蒼き決意 4 母の苦悩
第二章 調教一日目 越えられぬ一線
1 息子に裸身を晒す 2 視られて母は牝になる
3 破廉恥な要求
第三章 調教二日目 露出奴隷への道
1 いやらしい装い 2 母子の初デート
3 女体はヴィーナスの輝き 4 焦らし責め
第四章 調教三日目 美母奴隷の誕生
1 迸る聖水 2 縄に酔う母
第五章 調教七日目 開発されていくアナル
1 疼く尻穴 2 買い物はアダルトショップで
3 股間で蠢く淫具
第六章 調教八日目 覚醒する奴隷の悦び
1 初めての浣腸 2 奪われたヴァージン
3 肛のエクスタシー 4 甘露を啜り合う母子
第七章 調教四週目 躾けられる牝犬姉妹
1 屈辱の保護者面談 2 家庭訪問で暴かれた秘密
3 教え子に捧げる処女 4 肛姦志願
5 淫らな口上 6 連続絶頂地獄 7 崩壊した理性
終章 新たなる家族
本編の一部を立読み
第一章 変わり始めた母と子の関係
1 若き牡の目覚め
「ただいまっ」
勢い良く玄関を開け、少年がダイニングに飛び込んできた。
「お帰りなさい。早かったわね」
長い髪をくるっとひるがえして、母が笑顔で迎えてくれた。
まだ二十代といっても通りそうな童顔に、つぶらな瞳が煌めいている。すうっと鼻筋が通りながらも少し低めの鼻とおちょぼ口が愛くるしさを引き立てている。
祐希の自慢の母、真弓だ。
初夏の日差しの差し込むダイニングで、オフホワイトのブラウスと薄いブルーのスカートに包まれた真弓は、聖母像から抜け出してきたかのように輝いていた。
衣替えしたのか、昨日までのセミロングから、膝上十センチほどのミニスカートに変わり、可愛らしい膝小僧とまぶしいほど白い太腿がのぞいている。祐希はそんな母の姿に我知らず胸がキュンと高鳴るのを感じた。
(母さん、綺麗だよ……なんて素敵なんだろう……)
中学生の頃までは、若く美しい母は友人たちへの自慢の種ではあっても、女性として意識したことはなかった。それがこの春、高校生になってから急に気になる存在になってしまった。
思春期を迎え、ひとなみに異性への憧れや好奇心を膨らませながらも、思慕の対象はアイドルやクラスメートではなく、目の前で優しい笑顔を見せているこの女性へと向かってしまう。
(もしかして、僕、変態なのかな?)
もちろん、周りに綺麗な少女たちはたくさんいる。気になる女の子がいないわけではない。それなのに、胸がときめくのは目の前の可憐な女性……。夜な夜な若い性が突き上げる衝動に敗れ、股間に手を伸ばすとき、思い浮かぶのは実の母親の愛くるしい笑顔だった。
罪悪感に駆られ、頭から追い出そうとしても、麗しい母への憧れと思慕の情は、消えるどころかますます強まるばかりだ。それが決して許されぬ情念だと知らないわけではないのに。
(どうして、こうなっちゃったのかなあ……)
祐希の高校進学と同時に一家は郊外に引っ越した。祖父が残した庭付きの古い洋館に大幅に手を加え、外観の趣はそのままに、中は近代的で暮らしやすいようにリフォームした。
森宮家は都心を離れた郊外の古い住宅街の一角にあった。駅からそう遠くないにもかかわらず、駅前の再開発から取り残されたそのあたりは、いまだ昭和の面影を色濃く残している。小さな神社の裏に広がる薄暗い森と公園の陰に隠れるように、少し古めかしい屋敷が塀に囲まれてひっそりと佇んでいた。家の周りには新緑の若葉が眩しく輝いている。
都心の狭いマンションから緑に囲まれた郊外に移り住んで、家族三人はそれぞれに幸せをかみしめていた。それもつかの間、製薬会社の研究室に勤める父は、新薬の共同開発のプロジェクトリーダーに抜擢されアメリカに転勤することになってしまった。
突然の辞令に家族は悩んだ。家族が離れ離れになるのはみんないやだった。けれども、高校に入学したばかりの祐希の教育と、少し無理をした改築のローンから導かれる答えは一つしかなかった。
いよいよ出発という朝、父は言った。
「このうちで、男はお前一人なんだから、母さんを頼んだぞ」
「わかったよ、母さんは僕が守るから、安心して行ってきて……」
その言葉に嘘はなかった。けれども、守られる存在から、守るべき存在として意識するようになった母は、あまりにか弱そうで可憐だった。
親子とはいえ、一つの家に男と女が二人きりだ。慣れない家は二人で暮らすには広すぎる。勢い、いつも同じ部屋で寄り添うように過ごすことになる。性に目覚め始めた少年に、母を女として意識するなと言うほうが無理だったのかもしれない……。
風呂上がりに、バスタオルを巻いただけの姿で髪を乾かすしぐさ、抜けるように白い腋の下のほの暗い窪み、リンスの甘い香りに混じる仄かな女臭、胸から太腿の上までを覆う白いバスタオルは少し短い。タオルをバストの豊かな盛り上がりが突き上げているから……。
(何考えてんだよ、僕は……)
心中に秘めた苦悩が、幼かった祐希に憂いを帯びさせた。いけないと思っても、白いタオルの下の女体を想像してしまう。ほっそりした足首、くびれたふくらはぎ、可愛らしい膝小僧の上の太腿は急激にふくらみを増して、バスタオルに包まれたヒップへと向かう。
(タオルに隠れた太腿の上はどうなってるんだろう……)
友達に借りたエッチな雑誌のグラビアに登場する女たちのように、あそこには黒い毛が生えているのだろうか。清らかな母がそんな茂みを隠しているとは信じられないのだけれど。さらにその下には、少年にとっての神秘の存在、女性自身が秘められている……。
思わずじっと見詰めていると、母は、「どうかしたの?」と小首をかしげる。
「別に……」
どぎまぎしてごまかす祐希に、母は優しい笑みを浮かべる。
「ふふ、変な子ね……」
真弓は祐希に、時にハッとするような大人っぽさを感じるようになった。口数が減り、声をかけても、生返事しか返ってこないことも多い。
真弓はそんな時、息子がだんだん自分から離れていくようで、たまらない寂しさに駆られた。だから大人になっていく祐希を引き止めようと、無意識のうちに纏わりついてしまうのだ。それがいかに危険な行為であるかも知らずに……。
ある日の学校帰り、ふと立ち寄った本屋の片隅で、祐希は一冊の本を前に立ち竦んでいた。
『母と子の秘められた愛』
タイトルを見ただけで、胸の動悸が高まり、喉がからからに渇いた。あたりに人がいないのを見澄ましてそっと開いたページに、祐希の目は釘付けになった。
(禁断の恋、許されざる母と子、母さんは僕の恋人……)
夢中で読み進める祐希の目に、さらに衝撃的な写真が飛び込んできた。
『母は僕の性奴隷』
そのタイトルの下には、母に似た長い黒髪の女性が豊満な裸体を紅い縄にきつく縛られ、苦しげに眉をゆがめて横たわっていた。
それを眼にした瞬間、祐希の股間は激しく勃起し、危うく自失しそうになった。慌てて周りを見回し棚に戻す。何気ない素振りでその場を離れても、意識は一点に集中したままだった。
(どうしよう……)
買おうか、やめようか。意味もなく店の中をぐるぐる廻った。決心がつかないまま、新しく入ってきた客に押し出されるように祐希は本屋を後にした。
翌日、再び店を訪れた。私服に着替え、父のサングラスをかけていた。あの本がまだあるのを確認する。レジにいたのは若い女性だった。そのあたりの本を適当に開いては戻す。幸い客は少ない。
(いっそ、このままカバンに入れてしまおうか……)
少年の良心が許さなかった。というより捕まった時のことを考えると怖かった。また店内をぐるぐる歩き回った。
このまま帰ってしまいたい。でもそうすると、また一晩悶々としなければならない。奥手で引っ込み思案の祐希はよく仲間から馬鹿にされていた。恥ずかしさに、欲望が勝った。
(一歩踏み出さなきゃ、何も始まんないよ……)
何気ない素振りでその本を手にすると、別の雑誌の下に重ねてレジに向かった。
店員に差し出す手が震えた。心臓が波を打つ。ちらっと上目遣いに顔を見られて祐希の顔が真っ赤になる。きっと、変態だと思われているに違いない。
「ありがとうございました」
声を背に、祐希は逃げるように店を後にした。
その日から祐希のオナペットはグラビアの中の緊縛された女性になった。いや、少年の想像の中で苦悶し、喘ぎ、恥ずかしい声を洩らすのは、愛する母、真弓だった。
「やめてっ、イヤッ……お願い、ああああ……うううっ……」
ベッドの上で、白い裸身がくねくねと蠢く。紅い縄に縊りだされた乳房、ピンクの乳首が耐え難い悦びに震える。母の股間を深く抉った紅いロープは、恥ずかしい反応にどす黒く変色し、祐希の手で引っ張られるとますます母を追い込んでいく。
「ああっ、つ、辛いの……そんなにされたら……あうぅっ……ううっ……」
母の股間がロープに引き裂かれ、ぬらぬらと輝く愛液とともに迫り上がる。ぷっくり膨らんだクリトリスがロープに擦られて収縮する。
「ああっ……もうだめっ……」
桃色の吐息を洩らしながら真弓は悶え苦しみ、サーモンピンクに輝くオマ×コの奥の襞々を、息子の眼の前に晒す。
「もうだめっ、いくっ……ああ、こんなお母さんを見ないでっ」
恥ずかしさに震えながら迎えるアクメの声が、母の寝室に響き渡る……。
暗闇の中で、脳裏に浮かぶ母の絶頂とともに、祐希もまた蒼い性のしぶきを迸らせるのだった。
一瞬の欲望が解放された後の白々とした思い。罪の意識に苦しみ、これ以上罪を重ねまいと自分の両手を縛って寝たこともあった。自死すら考えるほど思い詰めた。
だがだめだった。いくら自分を責めようとも母への想いは日ごとに募っていく。
出かけるときの笑顔が辛かった。二人だけで囲む夕食の時間が苦痛だった。実の息子が母親に暗い情念を滾らせているとも知らず、露とも疑うことなく、優しく微笑んで話しかけてくる母の顔を見るのが苦しい。
(ああ、好きだ! 母さん、僕もう我慢できないよ……)
夜毎繰り返される恥ずべき行為。罪悪感と自己嫌悪の念に駆られながらも、少年は、実の母への暗い情念を後戻りできないところまで育んでしまった。
(悪いけど、母さん、母さんを僕のものにするよ……)