豊麗な乳ぶさが、桜色の乳首がジンジン火照りだす。
美味しそうな女体には黒いビスチェとピンヒールだけ。
貴島麻澄は29歳、英文学専攻、新進気鋭の大学助教授。
高嶺の花の麻澄は今、酒に盛られた薬のせいで、
目覚めると緊縛され、挑発的衣装で生贄に……。
衆人環視のなか美人助教授が性奴になる時が迫る!
ますみ(29歳)教授・助教授
しほ(24歳)講師
ちか 女子学生
まゆこ(21歳)女子大生
ひとみ(32歳)女優・アイドル
本編の一部を立読み
ビキニの舟底にあたる部分にはファスナーがついているのだった。そこを開けられてゆく。じっとり汗ばんでいた聖苑にひんやりと空気が流れこんでくる。なんという心細さだろうか。
そして、ひそかに蜜をためこんだ部分をとうとう暴かれてしまう。
開いたファスナーの間から、黒々とした陰毛とともに、花唇がヌタリと顔をのぞかせた。
「濡れてる濡れてる。すごいもんだ。大学の先生もこうなりゃただのいやらしい牝犬だな。しかし、二十九歳にしちゃ、ずいぶん清純なつくりをしてるじゃないか」
あまりにエロチックな眺めを前に、さすがのトニーも興奮を抑えきれずに声が甲高くなる。小鼻から耳に垂らした金のチェーンを揺すり、相変わらず誰かに聞かせるような口調でしゃべりながら、美貌の助教授のクレバスを丹念にチェックしてゆく。
二枚の花弁は、深みを帯びた紅色に彩られ、さほど使いこんでいないかのごとく皺々によじれて、ひときわ長い縦裂を刻んでいる。しかしその上端の、冠をはじいてヌッと飛びだした肉芽は、ラビアの清純さとおよそ似合わぬくらいの尖り方だ。
男の指が入りこんだ。肉の花びらを割ってヌプヌプと嬲って周辺を蜜まみれにして、さらにはクリトリスまで愛撫する。
「いいんだろ? たまらないんだろ?」
「うぐっ……」
麻澄の表情がぐっと哀切になる。眉根と眉根がきつくぶつかり合って八の字をつくる。濁りのない白眼と、きりっとした深い黒い瞳をねっとり潤ませて、いやいやと頭を揺すりながら、調教師へ切なく訴えかけるような眼差しを注ぐ。
「そうかそうか。ここにもローションをすりこんでほしいってわけか。見かけによらず貪欲なんだな」
「ムグッ……うぐぐっ」
今度は、麻薬入りのオイルローションを粘膜へ塗りたくられる。
ぬるりっ。ぬるりっ。
身内に走るその衝撃はさっき乳ぶさに使用された時よりもはるかに大きい。摩擦を受けた部分はすぐに熱を帯びて、膣肉がトロトロしてくる。
天からおりて来た神の手で官能器官をわしづかみにされたようで、もう心も身体も拒めない。それどころか麻澄は自分でも気づかぬうちに腰をせりあげ、相手の指にもっと膣壁を擦りつけようとしている。
「おいおい、四十すぎの後家さんみたいに腰を振るじゃないか、先生よ」
トニーに揶揄され、濃艶さを漂わせる目もとから頬を炎のように真っ赤に染める。
ヌルヌルの恥ずかしい分泌液は、動脈を切断されてしたたる血のように、秘唇から垂れ落ちてくる。
そこへグサリとバイブレーターを咥えこまされた。
今まで体験したこともない特大サイズの、不気味なシリコン製の亀頭がズブリズブリと押し入ってくる。激烈なショックに、ボンデージ姿の女体がソファーの上でビクンと反りかえった。