美しすぎるから、尊すぎるから、犯したい、嬲りたい!
男たちの崇拝が、愛情が淫欲へと変わった魔のXデー。
艶やかな黒髪、薔薇色の唇、魅惑の20歳が辿る運命は、
獣たちが吐きだす白濁で禍々しく塗り替えられた。
緊縛凌辱、学内売春、露出調教、恋人からも引き離され、
膣奥にまで響く魔悦から、果澄はもう逃げられない!
かすみ(20歳)女子大生
まりこ 女子大生
まなみ 女子大生
本編の一部を立読み
「……室町君を恨んでるの? それで私にこんな、ひどいことをするの?」
黒髪をほつれさせたまま、涙に濡れた美しい黒瞳で相手を睨んだ。
どうしても果澄には理解できないのだった。つい昨日まで仲のいい大学の友人だった彼らがなぜ豹変してしまったのだろうか。
「フン。どうかな。室町の奴が一番腹立たしいのは、果澄のような恋人がいるってことだ。俺たちはおまえとヤりたくて毎日死にそうな思いでいたんだよ」
「ああっ、ひどいわ。ねえ、私たち、ウウ、ずっといい友だちだったじゃない。井場君、そうでしょう」
「なにを甘いこと言ってんだ、バーカ。いいからこいつを咥えろ」
美女の薔薇色の唇がわななくのを眺めていると、さらに勃起が猛り狂う。逃げようとする果澄の下顎を片手でつかんでねじるようにしながら口を開かせ、ペニスを押し入れていく。
生温かな粘液と柔らかな口腔の感触がたまらない。井場は唸り声とともに極太の肉茎をぐいぐい押しこむ。
「うへっへ。やったぞ、古屋。果澄の口にぶちこんでやった」
「ンぐ……ウググ」
果澄は総毛立つ思いで呻いている。
唇をレイプされる――。それは自分の人間性を根こそぎ破壊されるような屈辱なのだった。耐えがたいくらいおぞましい匂いが鼻をつき、不潔なアンモニアの酸味が口いっぱいにひろがる。
「しゃぶってるこの顔がけっこうエロくていいぞ」
「ほんとだ。果澄じゃないみたいだ」
果澄の秘部に口をつけている古屋がちらりと見あげた。性獣二人が目を合わせ、ニヤリと笑った。
「よし、いい気持ちにさせろ。もっと俺をいい気持ちにさせるんだ、果澄。すぐにマ×コにぶっこんでやるからな」
顔面に向けて腰を激しく動かし、井場は昂った声で叫ぶのだ。あまりの苦しさに果澄が逃れようとすると、すかさず髪をグイと引き絞り、頭を小突いた。
容赦なくペニスを突き立て、しっとりした唾液に包まれる快美感を味わいながら、乳房を荒々しく揉みしだく。縄に締めつけられ、柔肉の密度が増した隆起はピンピンに張って、そこへ指を食いこませるのはなんとも刺激的だった。
「うググぐ、ムぐぐ」
喉奥を激しく突かれた。嘔吐感がこみあげて、果澄の顔がひときわ歪んだ。
そればかりでない。膣襞に深々と入りこんだ古屋の舌は男根を思わせるピッチで、ぬたぬたと出し入れを繰りかえしている。唾液と粘膜の卑猥なさえずりが聞こえてくる。
気が狂わないのが不思議なくらいだった。それでも果澄が正気を保っているのは、室町のことを思っているからだ。
会いたい、室町君に。汚された私のこの身体を清めてほしい……。苦しげに目を閉じたまま、切れ長の目の縁から大粒の涙が溢れだす。