叔母と三人の熟夫人

いたずらな午後

著者: 楠木悠

本販売日:2003/09/23

電子版配信日:2007/10/12

本定価:628円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1224-8

「買いたいのは宝石じゃない。あなたよ……」

かすれ声で囁く人妻が、男のチャックをさげる。

剛直をしごく手つきは、優しく、そして激しい。

芳美、和代、美弥子……青年は誘われるまま、

熟夫人たちの濡壺を舐め、裏穴へ肉茎を埋める。

だが彼の想う女性はただ一人、叔母だった……。

登場人物

よしみ(35歳)年上女(熟)

かずよ(35歳)年上女(熟)

みやこ(30歳)年上女(熟)

りょうこ(33歳)叔母・伯母

ななみ(25歳)モデル

本編の一部を立読み

「早く脱がせてください、奥さん」

男の匂いが好きなのか、せわしげに小鼻を膨らませている人妻に先を急かす。

「ええ、今よ……はぁ……今すぐにぃ」

切なげな吐息を漏らしつつ、芳美はおずおずとウエストを捲り下ろしていった。

ブリーフの締めつけから解放され、弾けるように肉棒が飛びだす。ずる剥けの亀頭に青筋張った肉竿が、俊弘にとっても自慢の巨根がその全貌を露わにする。

「あぁ、す、すごいわ……こんなの見せられたら、私、わたしぃ……」

床にしゃがみこんだまま、物欲しげに肉茎を握り締める芳美。

よほど肉に飢えているのか、しゃぶりたくて堪らない、そんな雰囲気だ。

「してください、奥さん」

穢れたままでもいいのなら、こちらはべつに構わない。俊弘は軽く股を広げ、腰の高さを口に合わせると、指先で前髪を弄びながらフェラチオを促した。

「ねえ、奥さんはやめて……芳美って、そう呼んでちょうだい」

「芳美さん、さあ……お願いですから、早く僕を気持ちよくしてください」

「じゃあ、いい? いくわよぉ……ああぁ、はふぅ……んぅ、ふうぅ」

長々と伸ばされた舌が裏筋に這わされてくる。

手のひらで柔らかく玉が転がされ、付け根から丹念に竿が舐めまわされる。

「はんぅ、んちゅうぅ……ふぅ、はあぁん」

男を煽る術を心得ているのだろう。芳美はうっとりとした眼差しでこちらの顔を見あげながら、赤剥けた雁首に舌先を進ませる。

「あぁ、いっ……いいよ、芳美さん」

うねる肉舌にエラが嬲られ、思わず膝が震えてしまう。

唾液まみれの肉筒が、指の輪っかでゆったりとしごかれ、鈴口からはヌメヌメと先走りの腺液が溢れだしてくる。

「んちゅ、んぢゅぅ……ん、ふぅんんっ」

肉筒が水平に握りおろされ、鈴口が吸いつかれる。

素麺を食するようにカウパー汁が啜られて、そのままつるりと亀頭が含まれる。

「んふぅ……ん、んんぅ、んむ……ふむぅ……ん、ん、んっ」

柔らかく唇が締めつけられ、緩やかに頭が揺すられる。

唾液がグシュグシュ絡まされ、ワンフィンガーずつゆっくりと、陰茎が深々と呑みこまれてゆく。

(おお、すごい……全部か? 全部入るのか?)

喉まで使ったフェラチオの妙技に、二十センチを越える巨根が根元まで咥えられてしまう。七海では茎の半分を含むのが精一杯なのに……。

だが、驚くのはこれからだった。

「ううっ!」

頬がペッコリ凹まされ、亀頭がバキュームされる。

唇が引き締められ、雁の急所が擦られて、否や荒々しいストロークに見舞われる。

「いっ、いいよ……おおっ! す、すごくいいっ!」

今までに味わったことのない肉悦が怒濤のごとく襲いくる。

愛撫のテクニックばかりではない。どこか義務感を漂わせる七海のフェラチオとはすべてが異なっていた。

アップにまとめた髪を振り乱し、男根をしゃぶり倒しながらも、上目づかいの瞳は絶えずこちらの眼を見つめている。これが好きで堪らないと、美味しくてしようがないと、蕩けるような眼差しでスペルマを求められては、辛抱できようはずがない。

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