重犯飼育【令嬢・千奈実と綾花】

著者: 綺羅光

本販売日:2017/02/23

電子版配信日:2017/04/21

本定価:763円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-4207-8

「私を女にしてくれて……ありがとうございます」
足下に跪き、淫臭を放つ剛直に口づけする綾花。
女教師を毒牙にかけた凌辱鬼たちの標的は教え子へ!
眠る間もない肉交地獄、アナル舐め、強制娼婦……
薄汚いアパートで朝から晩まで続く調教の果て、
21歳と19歳、二人の女子大生は「隷嬢」に……
●もくじ
第一章 新たな凌辱魔
第二章 紅涙を絞る奴隷合宿
第三章 寝盗られゲームの覇者
第四章 好色客の淫棒にすすり泣く夜
第五章 生贄の喪失儀式
第六章 高級娼婦に堕ちた女教師
第七章 聖奴隷誕生
第八章 強制露出は最高の媚薬
第九章 三匹の美牝が妖しく腰を振る

登場人物

ちなみ(21歳)女子大生

あやか(19歳)女子大生

さやこ(29歳)女教師

本編の一部を立読み

「ここか。見つけたぞ」
 ごく小さな柔肉の窪みを、先端がとらえた。衝撃に綾花は白目をむいた。
「ん、あっ──んううっ」
「怖がらなくていいよ、綾花」
 本人には言えないが、さっきクンニをして入口周辺に十分な湿りけは与えてあるのだ。
「い、痛い痛いっ」
「少しだけ我慢するんだ」
 ふくれあがった雁首が裂け目にめり込んだ。綾花の可憐な顔が苦悶に歪んだ。
 これで綾花を自分のものに出来る──。勢いのまま太志は挿入しようとするが、ぴっちり閉ざした粘膜をなかなかこじあけられない。その間、綾花の放つ悲鳴がサディズムを甘美に刺激した。
 処女を抱くのはこれが初めての太志である。まさかこれほど窮屈な造りになっているとは思わず、新鮮な驚きを禁じ得ない。
 太志は出っ腹を揺すり、腰を振り剛根を駆った。綾花が激しく痛がるのを無視して、少しずつ秘口を突破してゆく。
 ついに肉の輪を突き抜けるヌルリという感触があった。
 華奢な女体が大きくのけぞった。胸に食い込んだ麻縄をはじき飛ばさんばかりにして、「痛いっ」「やめて!」と泣き叫んだ。
 太志は綾花の下肢をひょいと持ち上げ、その真下をのぞき込んだ。白いシーツには真紅のシミが小さな円を作っていた。
 なおも結合部付近からとろり、とろり出血しているのが見えた。つつましい肉口に太志の巨根をくわえ込まされた眺めが痛々しい。
 あまり綾花が痛がるので少しストロークを中断させた。
「痛いか? ごめんな、綾花」
 薔薇色の頬にしたたる涙をすくいとりながら、太志は感無量だった。
(ざまあみろ、柳下め。夏休みはもうすぐなのに。へへへ。トンビに油揚げさらわれたってやつだ)
 よく祖父が言っていた口癖を心の中でつぶやいてみる。軽井沢へ行って初セックスする予定がすぐ目の前に迫っているというのに、これで柳下と綾花が清いまま結ばれることはなくなったのだ。
 やがて抽送を再開させた。
「動かさないでっ。紀本さん、お願い」
「おいおい。堅苦しいから名前で呼んでくれよ」
 すっかり恋人気どりで言うと、さらに肉層をかきわけ秘奥へ打ち込んだ。
「うう……痛い……痛アい」
 こしのある黒髪を振って、綾花は半狂乱となっている。破瓜の痛みに襲われているというのに、閉じた粘膜を新たにめくり返され、深くえぐられるのだから処女にとっては地獄の責め苦だろう。
「俺のモノは特別でかいからな。たぶん柳下とやってれば、もっと楽だったはずだけどさ。フフッ。でも馴れたら綾花だって、こいつが大好きになるよ。なあ、キスしようか」
「いやっ。あああ。不潔よ、紀本さん」
「なんでよ? きっかけはどうであれ、俺たち、こうしてひとつに結ばれたんだぜ。もう彼氏、彼女の仲になったんだから、キスぐらいさせろってば」
 太志は唇をとがらせ、厚かましく迫る。
 その手は縄目を受けた美麗な乳房を粘っこく揉みながら、ぶよぶよした腹をせっせと揺すって下半身の結合を深めている。
 力を奪われた綾花は、とうとう唇を奪われてしまう。
 破瓜の衝撃が身内でゴウゴウと渦巻く中、口まで犯される無念さにわななき、切なげにすすり泣いた。

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