女豹伝説

著者: 綺羅光

本販売日:2009/04/10

電子版配信日:2016/12/05

本定価:901円(税込)

電子版定価:901円(税込)

ISBN:978-4-8296-6103-1

173センチ、49キロ、抜群のプロポーションを誇る24歳。
神秘的な美貌とは裏腹に、格闘家の顔を持つ桂木魅也(みや)。
自殺した親族の仇討ちのため警視の道を捨て、
地方都市に潜入し、悪との闘いに挑む女豹の運命は?
美肉の復讐、隷従の因縁、淫の血脈……謎が謎を呼ぶ、
禁断と背徳に満ちたエロス&バイオレンスが火蓋を切る!

●もくじ
第一章 肉辱の街
第二章 痴戯のからくり
第三章 淫闘士
第四章 恥刑囚
第五章 雪白の肉弾
第六章 ユダの獣欲
第七章 蜜色の掟
第八章 肉人形嬲り
第九章 聖獣祭
第十章 痴獄の愛
第十一章 肛虐哀花
第十二章 魔蝶と狂い花
第十三章 被虐への連弾
第十四章 瑠璃の狂艶
第十五章 女豹潜入

登場人物

みや(24歳)女豹

まり(20歳)女王

ひろこ(21歳)女子大生

本編の一部を立読み

吉田の肉柱を理知的な唇で無理矢理しごかされながら、魅也は耳たぶまで真っ赤だ。
部下として使ってきた吉田に、こんな弱い女だったのかと思われる無念さに胸がちぎれそうだ。いっそ自分一人でつかまったほうがどんなに楽だったことか。
そうして馴れないフェラチオを行なう間も、背後から長内がぐいぐい子宮全体を突きあげてくる。生まれて初めて二本のペニスを相手にする激烈な羞恥と、妖しい興奮に、全身から生汗が噴きだす。
長内がどれほど性技に長けているかを思い知らされた。どれほどハードな抽送を繰りかえしても機械のように平然としているし、それに憎らしいほどツボを攻めてくる。自分ばかり何度も絶頂に達して、くやしくてならない魅也である。
「ほら見ろ。こいつ、しゃぶりながら気分出してきたぜ」
「ムフッ、ンフッ、ムフッ――」
「松尾さんの言う通りだわ。意外に順応性があるしマゾの素質も充分よ。緋呂子以上かもしれない」
その艶っぽい吐息に耳をそば立てて、真里が目を輝かせ告げた。
男たちが一斉に舌なめずりする。魅也のような超エリートの美女が、緋呂子以上のM性を持っていると聞かされては浮かれずにはいられない。
「あー、クソ。もうとても辛抱できねえや。俺もしゃぶらせるか」
松尾がジーンズを脱ぎ捨て、下半身を露出させた。吉田のすぐ隣りに膝立ちとなり、魅也へ向けて長大な肉茎を突きつけた。
ずっと機会をうかがっていたのである。いきなり自分がフェラチオをさせると負けん気の強い魅也に一物を噛みちぎられる恐れがあるので、まず吉田を使って様子を見たのだ。どうやら大丈夫そうだと判断したが、しかし用心のためにマカロフを片手に握りしめている。
「こら、メス犬。少しでも歯を立てやがったら、こいつを脳天にぶちこむぞ」
「ああっ」
「しゃぶれ、しゃぶれ。もうだまされねえからな。今日はこってりと俺のミルク流しこんでやる」
復讐心をこめたイラマチオが開始された。
サディスチックな唸り声とともに、何度か美女の顔面を軽く揺さぶって、それから一気に喉奥まで突き入れた。
「う、ぐぐっ」
弱々しく喉を鳴らし、苦痛に悶える魅也。
そのさまに欲情して背後で長内が巨躯を駆り、媚肉の底まで律動を加えた。
「いいぞ、いいぞ。ククッ。こいつ、ますます肉ヒダを締めつけてきたぞ。こんなの初めてだ。最高の吸いつきだぜ」
珍しく長内がはずんだ声を出した。
長時間にわたって結合するうちに、魅也のそこはどろどろと濃密な粘着を示した。ピストン運動のたびに、あたかもペニスと膣肉が一つに溶け合ってはまた離れてゆくような感覚をもたらすのである。

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