肛虐の聖宴【九匹の奴隷妻】

著者: 結城彩雨

本販売日:2021/08/10

電子版配信日:2021/08/20

本定価:1,049円(税込)

電子版定価:1,049円(税込)

ISBN:978-4-8296-7686-8

シチュエーション

奥さん、女はどっちの穴でもイケるんだよ

ハイジャックされた機内、乗客の前で嬲られる真由。
白昼、自宅に侵入してきた男たちに穢される舞。
夫の教え子に肛門性交の味を覚え込まされる里帆。
新妻、若妻、熟夫人……九人の人妻を襲う狂宴!

●もくじ

Ⅰ 真由 淫鬼と同乗するフライト

Ⅱ 舞 兄嫁が堕ちる露出ショウ

Ⅲ 里帆  夫の教え子に受ける集団浣腸

Ⅳ 文乃 女体研究室での悪魔実験

Ⅴ 香織 計測された美尻精密データ

Ⅵ 雅代 差し押さえられた肉体

Ⅶ 絵梨香 五人の凌鬼に群がられて

Ⅷ 奈緒 示談の代償は人妻の操

Ⅸ 紗英 プールでのおぞましき調教

登場人物

まゆ(29歳)人妻

まい(27歳)人妻

りほ(25歳)人妻

ふみの 人妻

かおり 人妻

まさよ 人妻

えりか(29歳)人妻

なお(27歳)人妻

さえ 人妻

本編の一部を立読み

 真由の夫、名取は黙って見てはいるものの、腹の中は怒りで煮えくりかえっていた。とてもこれ以上、見てはいられない。女をあんなふうに扱うなんて最低だ。
 だが、今の名取には愛する真由も子供もいる。妻や子を守らねばならないのだ。じっと耐えて、見ているしかなかった。
 マッチの次は懐中電灯だった。まるでスポットライトのように一点を照らしだす。
 はじめ、名取にはそれがなにかわからなかった。じっと見ていた名取は、思わず「アッ」と叫んだ。まわりからも驚きの声があがる。
 そこには、生々しいまでに女の秘部が剥きでていたのである。
 どのような姿勢を取らされているのか、水平に近いまでに開かれたそこは、悩ましげな若草をのぞかせ、最奥がはっきりと全容を浮かびあがらせ、わずかに口さえ開いている。
 なんと、オチョボ口のような菊花さえのぞいていた。
「へへへ、みんな食い入るように見てるぜ。もちろん亭主もよ」
 黒島が、そっと真由にささやいた。
「うう、う、うッ……」
 言われなくても、皆の視線が自分のどこに注がれているか、真由は痛いまでに感じていた。
 まるで突き刺すような熱い視線なのだ。
 ガクガクと逃げるように揺れる腰と、内腿の肉の痙攣が、真由の羞恥を示している。
 愛する夫が、世話になった社長が、そしてよく知った社員たちが見ている……真由は、猿ぐつわの下で泣いた。
 両脚を大きく裂いて、上へ持ちあげているサミーと信也はびくともしなかった。どんなに足をバタつかせて抵抗しようとしても無駄だった。
「おう、おめえら。もっとよく見てえんだろ。身を乗りだして覗いてもいいんだぜ」
 黒島の指先が、女の肉に触れた。ビクッと真由の身体が震える。
「うぐ、うう、うッ……」
「へへへ、なかまで見せてやる」
 黒島は、両方の指で、柔肉を左右にくつろげた。
 サーモンピンクの彩色がライトに妖しく光る。
 客席の男たちが、身を乗りだす気配がした。
 誰一人、口をきく者はいない。溜め息にも似たうなり声だけが真由の耳に入ってくる。
「おい、おめえ。横なんか向いてねえで、見ねえか」
 郡三は、名取に銃を突きつけて言った。
「誰が、そんなまねできるかッ」
「なに、見ねえとおめえの女房をあんな目に遭わせるぞ。奥さんは美人だからな、へへへ」
 強がって抵抗していた名取ではあったが、真由のことを口に出されて渋々、身を乗りだす。名取の他にも銃で脅され、身を乗りだす男たちが何人かいた。
「うう、うッ……」
(いやッ、あなた、見ないで、こっちを見ないでッ)
 真由はもがいた。少しでも夫から遠くへと、必死に逃げようとする。
「へへへ、てめえの女房とも知らねえで、いい気なもんだぜ。目の前にいる女が真由と知ったら、いったいどんな顔をするやら……」
 黒島は、真由の耳もとでささやいて、せせら笑った。
 男たちの食い入るような視線に、真由の肉襞が、口惜しげに収縮する。
 どんなに逃れようとしても無駄だった。
「へへへ、いよいよショーもクライマックスだぜ。コペンハーゲンの夜でも見られねえ。すげえのを見せてやる」
 いやらしい声とともに、黒島の指が予想もしないところを襲った。
「う、う……」
(そんなところを触らないで、手を、手を離してッ、いや、助けてッ)
 真由は、腸のねじれるようなうめき声をあげて泣いた。
「成熟した女はここを責められるのが一番よ。ましてこれだけの尻だ。ここもバツグンよ」
 アヌスと呼ばれるオチョボ口に黒島は指を押しつけ、ジワジワと揉みこむ。
 柔襞をひと筋ずつ撫でるようにこすりあげては、その中心に指先を埋めこむように押しつけてくる。
「うぐ、ぐ、ぐ……」
 これまで一度も触られたことのない箇所を嬲られたのだ。
 この男は、お尻を嬲る気だ、それも夫の前で……。
 おぞましい羞恥がふくれあがった。
「おめえらは、ここは排泄のときしか用がねえと思ってんだろ。ひとつ俺が、女は尻の穴でも充分に燃えることを教えてやろうじゃねえか。この女でよ」
「うう、う……うぐッ」
 真由の全身が震える。肉という肉が痙攣している。
「へへへ、可愛い尻の穴しやがって」
 ジワジワと指先が埋めこまれてくる。キュッ、キュッと収縮する柔襞にゆっくりと力を入れて押しつけて……やがてスルッと指先がもぐりこんだ。
「うむ、む、むう……うぐッ」
 真由は、泣き叫んだ。
(あ、ああッ、指を、指を取って、いやあ、いやあッ)
 真由には信じられない黒島の行為だった。お尻の穴に指を入れる……もう真由の知識の範囲では考えもつかない。
 黒島は、笑いながら、ゆっくりと指を根元まで埋めこむと、肉襞をなぞるように動かしはじめた。
「こいつはすげえ。指の根元を締めつけてきやがる。だがよ、こいつもそのうち、ふっくらと開花してくるんだぜ」
 黒島の言う通りだった。
 指を締めつける括約筋は、時がたつにつれて、指の動きで羽毛のように柔らかくなりはじめた。
「見なよ。へへへ、ふっくらしてきたぜ。まるで綿のようによ」
 それでも黒島は、執拗に指を動かし、出し入れする。
 黒い絶望感が真由の脳裏で渦を巻く。
 感じては駄目、感じるはずがない……そう思っても全身の神経が集中し、なんとも妙な気分になる。
 なにか身体の芯がしびれるようなのだ。便意をもよおすような、なにか切なげな、複雑な感覚だった。
「もう時間の問題だぜ。今に前がピクピクと躍りだすぜ」
 もう一本の指で、真由の花園をまさぐって、自慢気に言う。蕾がつまみあげられる。
 真由の反応は早かった。
「見なッ、へへへ、お汁が湧きだしてきやがった。激しいな……」
 真由の果汁のしたたりを、菊花へと導きながら、黒島は責めつづけた。
 客席では、その生々しさに、うッとうめいて前を押さえる者も出る。
 もうあたりは、ムンムンと匂うような淫らな空気でいっぱいだった。

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