本家が絶えそうなので分家の俺が種馬4

―撤退戦、そして妹分騎士の忠誠―

著者: 遊家@R18

電子版配信日:2023/01/13

電子版定価:880円(税込)

シチュエーション

ついに始まった撤退戦――リーティアお嬢様を先に逃がし、戦場に残る俺。
絶体絶命の危機の中、俺は彼女と妹分の騎士アルメスだけは守ると誓う!
「兄さん、気持ち……いい?」束の間の安らぎ、義理の妹アルメスを抱く。
俺の下で気持ちよさそうに感じて喘ぐアルメスが勇気と希望を与えてくれる。
死闘、緊迫、明かされた陰謀……大人気ノクターン最強戦記、本領発揮!
ここでしか読めない書き下ろし番外編【小さな独占欲】を収録。
目次
【残された役目】 【真面目な戦争】 【白薔薇騎士団】 【一難去ってまた一難】 【愚かな選択王子】 【俺がどうしても処刑したかった訳】 【戦うだけの簡単な? お仕事です】 【帝国の生きる伝説】 【見捨てるクズがいれば、助ける姫あり】 【俺とお嬢様の一つの矜持】 【真意】 【王の思惑】 【当主様の思惑】 【俺の思惑と彼女の願い】 書き下ろし番外編【小さな独占欲】

登場人物

リーティア 王女

アルメス 妹

真白 メイド

本編の一部を立読み

「んちゅ、はぁ……んっ、ちゅ、ちゅ……ちゅぅっ」
 肩紐がはだけた肌着を身に纏うアルメスを見下ろすよう彼女の股の間に座り、遮るものがなくなって露出した大きくて柔らかい胸を揉みながら、俺はキスをする。
「……はぅぅ」
 さらにアルメスの二つの山の頂点。その周辺を筆で円を描くようになぞると、アルメスはきゅっと目を閉じた。
「これ、気持ちいい?」
「……っ!」
 耳元でそう囁くと、アルメスは首筋まで真っ赤に染め、ふりふりと左右に頭を振って否定する。
「嘘つかなくていい。いつもみたいに素直に気持ちいいって言ってもいいんだぞ」
「……言わないもん」  さっきまでの攻めの姿勢からは想像できないような子どもっぽい言い方に、つい嗜虐心が煽られて、硬くなった乳首の先をつまむ。
「あっ、あぁ……ん、やだっ……そこは、んっ……つまんじゃ、やぁ……」
 まあ、素直に気持ちいいって言わないより、今のアルメスのほうが端から見て恥ずかしいと思う。甘えた声とか蕩けた表情とか、一度出し終えた俺の息子を硬くするには充分すぎる。
 さっきと違って今は半ば押し倒すような格好のせいで、勃起した俺の息子がアルメスの大切な場所に自然と押し当たる。
 肌着の下はまだ穿いているけど、さっきまでフェラしてもらっていた俺の方は、下は真っ裸だ。
 必然的にモロ出しの息子が、下着越しとはいえアルメスの割れ目に触れる。
「ん、当たって……あっ、んっ、はぁ……」
 アルメスも感触で分かったらしく、顔の方にあった手が下りてきて俺の息子を掴み、そのまま上下に擦り始めた。俺も負けじとショーツの中に手をやり、アルメスの割れ目をなぞる。
「はぁ……んんっ、あっあっ……ん、あ……っ」
 ぷにぷにとした恥丘と、その間の奥から溢れている温かい液体。それを指先にまぶして、ゆっくり奥の膣口へと挿入していく。
「んっ、んっ……はぅ! ん……あっ、やっ」
 入ってきた指を俺の息子と勘違いした膣壁がうねうねと蠢き、奥へと誘おうとする。
 それに逆らって天井を少し押しながら出口に擦り下ろす。
「ああっ!」
 するとアルメスは息子を弄っていた手を止めて、頭を反らしその健康的な褐色肌の首筋を見せながら、軽く仰け反るようにイった。
 中もちゃんとぎゅぅっっ、と締めつけてきて、引き抜くはずだった指が、第二関節を境にキツく咥えられた。
「はぁ、ん……ちゅ、ちゅ、ちゅうぅ……んっ、ちゅっ、ちゅぷ……んちゅっ」
 絶頂に悶えるアルメスが可愛くて、自制が効かなくなった俺は彼女の唇に吸いつく。
 舌を入れると、口内は熱くてとろとろに溶けていた。
「ねぇ、兄さん……んっ、入れないの?」
 ちゅ、ちゅ、といつまでもキスしているとアルメスが合間にそう囁いてきた。
「……どうしてほしい? ん……ちゅっ」
「ちゅ……っ、やだ……んちゅ、いじわるしないで」
 どうやら久々のエッチと少しだけイジメたせいで、アルメスの羞恥心は限界だったらしい。
 そう言うアルメスの本気で泣きそうな目が、俺を見上げてくる。……ちょっとやりすぎたか。
「ごめんな」 「んっ、兄さん」

続きを読む

電子版の購入

定価:880円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

電子版の購入

定価:880円(税込)

以下の書店でもお買い求めいただけます

本の購入

以下の書店でもお買い求めいただけます