一兆円ボタンを押したら本当に一兆円手に入れたので、金に困ってる女の子たちの面倒を見ることにしたらいつの間にかハーレムになってた

著者: トラ子猫

電子版配信日:2023/01/27

電子版定価:770円(税込)

タイトル通りとは恐れ入った! 本当に一兆円が手に入ったので――
元カレの借金を背負わされた純粋健気ソープ嬢の優奈さんを身請けして、
父の工場を救うため処女を売ろうとしてた文系女生徒・小鳥ちゃんをお嫁にして、
貧乏絶倫の俺に訪れた、心からベタ惚れして尽くしてくれる最高ハーレム!
愛人と押しかけ嫁と仲良く3P! 上下同時ご奉仕にWパイズリ射精!
お金のチート無双で人生大逆転! さあ、君もボタンを押そう!

●もくじ
一兆円ボタンを押したら本当に一兆円手に入れたので、金に困ってる女の子たちの面倒を見ることにしたらいつの間にかハーレムになってた

書き下ろし番外編 マゾ豚ちゃんのイチャラブセックス堕ち大作戦

本編の一部を立読み

「あなたから九千万円を受け取れば……あなたと一晩、過ごさせていただけるのですよね?」
「? え、ええ、そうですけど……」
 なんか今、言い回しがおかしくなかった?
 俺はちょっと首を傾げたが、間違ってはいないのでとりあえずうなずく。
「それなら、分かりました。ありがたく、あなたからお金をいただきます」
「! じゃあ、さっそくお金を……んぷっ!?」
 準備します、と言いかけた唇を塞いだのは、優菜さんの唇だった。
 隙間もないぐらいにぴったりと重ね合わされた……少し強引なぐらいの、熱烈な口づけ。
 ねっとりとしたその感触は……俺の官能をすぐさま呼び起こすには充分すぎるぐらいの刺激だった。
「ぷぁ……はぁ、兼田、さん」
 長いキスを終え、顔を離した優菜さんは、気づけば濡れた瞳で俺を見つめていた。
「優菜、さん? あの、先にお金を……」
「そんなものは、あとでいいんです……はぁ、はぁ……」
 乱れた優菜さんの息遣いが俺の首筋を撫でる。
 俺の首の後ろに、彼女の腕がそっと回される。
 耳元に寄せられた優菜さんの唇が、誘惑の言葉を紡いできた。
「……本当に、一晩だけでいいんですか?」
「え……」
「九千万円……大金です。それほどの大金で、本当に私を買うのは、たった一晩だけでいいんですか?」
「それは……」
「もっと、買ってもいいんですよ? たくさん、買ってもいいんですよ……? ううん、違いますね。これは、私のわがままかもしれません」
 濡れた吐息で。乱れた息遣いで。
 うわ言めいた言葉を彼女は耳元で囁き続ける。
「たくさん、買ってほしいです。もっともっと、私のこれからずっとの時間を……あなたに買ってほしいです」
「優菜、さん……?」
「私の心を信じるなんて……そんな風に言われたら、一晩で満足できなくなってしまうのは私の方になっちゃうじゃないですか……」
 首に回された腕にきゅっと力が込められて……俺の体は、さらに優菜さんと密着した。
「私のこれからずっとを買ってくれるとあなたが言うまで、お金なんて受け取れません……いいえ、受け取りたくありません」
「優菜さん……」
「ふふ、どうしますか? 私を、買ってくれますか? それとも……こんな重い女は、捨てますか?」
「優菜、さん!」

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