「言葉責めのカリスマ」として、その名を知らしめる南智子。今でこそM男性を中心に絶大な人気を誇っているが、青春時代は自分の欲求をさらけ出す場を見つけられない悩み多き少女だった。そんな彼女は本当の快楽をいかにして得ることができたのか?今回は特別に2ヶ月に渡って南智子の欲望の本質を剥き出しにする。
世の中には私と相性の良いM男性もいるのだと、SM愛好家の集うサロンで初めて実感しました。本物のMの方とお付き合いをさせていただいて、辿々しいながらも自分の好きなことをしたんです。私に教えながらさせてくれたあの彼以来ですので、すごい反応が返ってきて本当に興奮したのを覚えています。
そうそう、私、Mの男性が好きだからといって触られるのは別に嫌というわけではないんですよ。20代になって私にとっての快楽を得る方法を知った時に気づいたんですが、私の場合は“触られたい”というより“触りたい”し、“挿れてほしい”というより“挿れたい”欲求が強いとでも言うのでしょうか。
露骨な話なんですが、男性に仰向けに寝てもらって、オムツポーズみたいに脚を上げてもらうんです。私はその脚の間に入って、男性のモノをぐっとこっちに向けて挿れちゃうんです。私が男女逆の正常位で責めてるような状態といえば分かりやすいのかしら。奧まで完全に挿れられるから気持ちいいし、男性はすごい格好ですから、それを見ても興奮できるんです。
この体位はなんと言うんでしょう? 変形騎乗位かしら? 編み出したっていう程大げさなものじゃありませんが、ヤリたいようにヤってるうちにできちゃったんです。これはすごく興奮します。男性はいやらしいポーズですごい声を出したり、喘いだりしちゃって。最高にエッチですよね。この状況もそうですけど、とにかく男性のそういうエロティックな姿や状況をたっぷり味合わせてくれれば、私にとっては最高なんですよ。相手に溺れ込んでいくような感覚さえするんです。
私がイクためには、何もないよりは男性がいたり、オカズがあったほうがいいんですね。ただし、体育会系のセックスではないので行為自体はただ触るだけ。オカズに凝るんです。人の表情とかにすごく凝っちゃう。性器と性器の接触がなくても、状況がよければいいんです。例えば、オフィスで男性のお尻にバイブレーターを入れて動かすとか…。いいですねー、ぜひ、してみたいです(笑)。
イク時って私の場合、性器がすごく収縮するんですね。男性を責めていて私の肉体に何もされなくても、興奮しすぎているとイケちゃいます。たぶん、男性が女性の悶えている姿を見て、勃ってくるのと同じことだと思います。「イクって精神的な話でしょ」ってよく言われるんですが、精神的なもの、肉体的なもの両方なんですよ。心と体、全部くっついた時が一番感じるんです。